relevance
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
relevanceの語根はラテン語の「relevare(持ち上げる・軽くする)」に由来し、「問題や話題に対して、ぴったり引っかかっている」というイメージを持つ。何かが目の前の問題・状況・議論に対して「届いている・つながっている」かどうかが核心。単なる「関係がある」ではなく、「今まさに問われていることに照らして、意味のある・価値のある結びつきがある」という感覚がある。情報・証拠・議論などが「的外れではなく、ちゃんと的を射ている」という含意を持つため、「関連性」だけでなく「妥当性・適切さ」という訳語にも自然につながる。
2意味一覧
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名詞
関連性・結びつき
ある事柄が今の話題や問題にきちんと届いている状態。「それは今の議論とつながっているか」という問いへの答えが関連性。 -
名詞
妥当性・適切さ
単につながっているだけでなく、「今の文脈において意味・価値がある」という判断が加わったもの。証拠や発言が議論に対して「正当に届いている」=妥当性。 -
名詞
重要性・意義(現代的な文脈で)
「現代社会の問題に届いているか」という問いに使われる用法。たとえば「古典文学の現代的な意義」は、古典が今の問題にも届くかどうかを問うもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
「relevance=関連性」と暗記すると、法廷や学術の場での「妥当性」や「意義」という訳語が出てこなくなる。文脈によって「この話は今の問題に届いているか」という問いを常に意識しておくと、適切な日本語を自分で選べる。
relevanc e(名詞)と relevant(形容詞)を混同しやすい。「This is relevant to~(これは~に関連する)」と「the relevance of A to B(AとBの関連性)」の形を両方押さえよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| pertinence | relevanceより硬い書き言葉。「直接的に的を射ている」というニュアンスが強く、法律・学術で好まれる。 |
| applicability | 「実際に適用・応用できる」という機能的なつながりに焦点。relevanceが「届いている感覚」ならapplicabilityは「使える感覚」。 |
| significance | 「重要性・意義」に重点。relevanceは「つながっているか」を問うが、significanceは「どれほど重みがあるか」を問う。 |
対義語: irrelevance、irrelevancy
6派生語・関連語
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relevant
形容詞
関連した・妥当な・適切な
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irrelevant
形容詞
無関係な・的外れな
-
irrelevance
名詞
無関係・的外れ
7コロケーション
- have relevance to ~(~との関連性を持つ)
- question / doubt the relevance of ~(~の妥当性・関連性を疑う)
- of little / no relevance(ほとんど/まったく関係のない)
8確認テスト
「The professor argued that ancient philosophy still has great relevance to contemporary ethical debates.」
① 古代哲学は現代の倫理論争にまだ大きな関連性を持つ
② 古代哲学は現代の倫理論争において今なお大きな意義を持つ
③ 古代哲学は現代の倫理論争に十分な証拠を提供する
④ 古代哲学は現代の倫理論争に対して大きな影響力がある
正解は②。relevanceのコアイメージは「今まさに問われていることに届いている・価値ある結びつきがある」こと。哲学が「現代の問題に届いている」状況は、単なる「関連性(①)」より「現代的な意義」と訳す方が自然。③の「証拠」は意味が異なり、④の「影響力(influence)」はrelevanceとは別の語。
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