nutritious
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
nutritious の語根は、ラテン語の nutrire(養う・育てる)。「栄養を与え、体の成長や維持を支える力がある」というのがコアイメージだ。単に「食べ物として食べられる」というのではなく、「体にとって実質的な恩恵をもたらす」という積極的な意味合いがある。日本語の「栄養のある」とほぼ重なるが、英語では「その食べ物が体を養う機能を持っているかどうか」という機能的・実用的な観点が強く出る。そのため、見た目の豪華さや美味しさとは無関係に、体の細胞や組織を構築・維持するために必要な成分を十分に含んでいるというニュアンスで使われる。
2意味一覧
-
形容詞
栄養のある、体を養う力がある
「体を養い育てる力(nutrire)を持っている(-ous)」というコアから直接導かれる意味。食品・食事・成分などを主語にとる。 -
形容詞
(比喩的に)豊かな糧となる、有益な
「体を養う」というコアが比喩的に広がり、精神や知性を「養う」ものに対しても使われることがある。ただしこの用法は文学的・やや非典型的。
3例文
4よくある間違い・注意点
nutritious(食品が栄養を与える力を持っている)と nutritional(栄養に関する/栄養学的な)を混同しやすい。「nutritional value(栄養価)」「nutritional information(栄養成分表示)」のように nutritional は「栄養に関する情報・数値・側面」を指すことが多く、食品そのものを「栄養がある」と形容するには nutritious を使う。
「健康的な」というニュアンスで healthy と混用しがちだが、healthy は生活習慣・体の状態・低カロリーなど幅広い意味を持つのに対し、nutritious は「体に必要な栄養素を豊富に含む」という点に焦点が当たる。脂質が多くカロリーが高くても nutritious と言える場合がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| nourishing | ほぼ同義だが、nourishing は「実際に体を養っていく過程・温かみ」を感じさせる語で、家庭料理やスープなどに対してより情感を込めて使いやすい。nutritious はより客観的・科学的なニュアンス。 |
| wholesome | 「心身ともに健全で良い」という道徳的・全体的なイメージを持つ。食の文脈では「添加物がなく自然で体によい」というニュアンスが強く、nutritious よりも精神的健全さや素朴さを含む。 |
| healthy | 「健康によい」という広義の形容詞。カロリーが低い、脂質が少ないなど多様な意味をカバーするが、「栄養素が豊富」という nutritious の特定の意味は持たない。 |
対義語: unhealthy、junk(junk food のような使い方)、non-nutritious
6派生語・関連語
-
nutrition
名詞
栄養(摂取)、栄養学
-
nutrient
名詞
栄養素、栄養成分 -
nutritional
形容詞
栄養(学)的な、栄養に関する -
nutritionist
名詞
栄養士、栄養専門家 -
malnourished
形容詞
栄養不足の(mal-=悪い+nourish+-ed)
7コロケーション
- a nutritious diet(栄養のある食事)
- nutritious food / meal(栄養のある食べ物/食事)
- highly nutritious(非常に栄養価の高い)
8確認テスト
“Quinoa is considered highly nutritious because it contains all nine essential amino acids.”
① 消化しやすい
② 栄養価が高い
③ カロリーが低い
④ 見た目がよい
② 栄養価が高い。nutritious のコアイメージは「体を養い育てる力がある」であり、ここでは「9種類の必須アミノ酸をすべて含む」という体に必要な成分を豊富に持つ理由が示されている。①の「消化しやすい」や③の「カロリーが低い」は nutritious の意味に含まれず、④は全く無関係。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。