pillar
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
pillarのコアイメージは「上からの重みを下で支える垂直の構造体」です。建築における石柱や木柱が原義で、建物全体の荷重を一点で引き受けているイメージです。そこから「なくなれば全体が崩れ落ちる、不可欠な支え」という意味へと自然に広がります。人や組織に使う場合は「その集団の根幹を支える人物・存在」を指し、単なる「重要人物」よりも「それがなければ成り立たない」という依存性・不可欠性のニュアンスが強くなります。また「柱のように細長く垂直に立ったもの」という形状のイメージから、煙や炎の柱など自然現象の描写にも使われます。
2意味一覧
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名詞
(建築の)柱、支柱
重みを真下で支える垂直構造物そのものを指す、最もコアに近い使い方。 -
名詞
(組織・社会の)柱、中心的な支え手
建築の柱が建物を支えるように、集団や社会をなくては成り立たないほど支えている人・物を指す。 -
名詞
(煙・火・光などの)柱状のもの
「細長く垂直に立ち上がるもの」という形状イメージから転用され、自然現象の描写に使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
columnとの混同に注意。columnは主に建築・数学・新聞欄など「形の整った円筒形の柱や縦の列」に使われるフォーマルな語。pillarはより広く「支え・中心的存在」の比喩的意味でも使いやすい日常的な語です。
a pillar of society / community という定型表現が頻出。「社会の柱=社会の中核を担う人物」の意味で、日本語の「社会的に重要な人」より「その社会がよりどころにしている存在」というニュアンスが強い点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| column | 建築的・視覚的な「円柱・縦列」のイメージが強く、比喩用法はやや限定的。pillarのほうが「支え手」としての抽象的用法で幅広く使われる。 |
| backbone | 「背骨」が語源で、全体を内側から支える芯・気骨を指す。pillarが外から目に見える形で支えるイメージなのに対し、backboneは内側に通った不可欠な核のニュアンス。 |
| cornerstone | 建物の土台となる「礎石」が語源で、「根本・基礎となるもの」を指す。pillarが垂直に支える存在なら、cornerstoneは横の土台・出発点のイメージ。 |
対義語: burden、liability
6派生語・関連語
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pillared
形容詞
柱のある、柱で支えられた
7コロケーション
- a pillar of society(社会の柱・社会的重要人物)
- a pillar of strength(精神的な支え・頼りになる存在)
- a pillar of smoke / fire(煙の柱・炎の柱)
8確認テスト
“Throughout the crisis, she was a pillar of strength for the entire team.”
① チームに圧力をかける人物
② チームにとって精神的な大きな支えとなる人物
③ チームの中で最も体力のある人物
④ チームを陰で操る影の実力者
② 正解は②。pillarの「なくては全体が崩れる不可欠な支え手」というコアイメージと、strengthが組み合わさり、「精神的に揺らぎない支えとなる存在」を意味します。a pillar of strengthは英語の定型表現で、危機的状況でもどっしりと周囲を支え続ける人物を表します。物理的な力強さ(③)ではなく、精神的・心理的な柱という点が重要です。
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