plausible
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
plausibleの語源はラテン語の「plaudere(拍手する・称賛する)」。つまり「一聴してなるほどと拍手したくなるほど筋が通って聞こえる」というイメージが根底にある。ただし、この単語には重要な含意があって、「実際に正しいかどうかはわからない、あるいは少し怪しい」というニュアンスが付きまとう。「もっともらしい」という日本語訳が象徴するように、表面上の論理的整合性はあるが、それが真実である保証はない。発言・説明・言い訳・人物などに使われ、聞き手の合理的な判断を通過しうる「それなりの説得力がある」状態を指す。
2意味一覧
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形容詞
もっともらしい、ありそうな
表面的に筋が通っていて、ひとまず「なるほど」と思わせる状態。理論・説明・言い訳などに使われる。 -
形容詞
(人が)口のうまい、言い包めるのが巧みな
人物に使うと、もっともらしい話し方で相手を納得させる巧みさ(ときに欺瞞的なニュアンス)を持つ人物を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「もっともらしい」=「正しい・信頼できる」と混同しがち。plausibleはあくまで「表面上の論理的整合性がある」であり、むしろ「怪しさ」のニュアンスを含むことも多い。credible(信憑性が高い)とは異なり、plausibleには懐疑的な視点が内包されている。
人物を主語に取れることを見落としがち。a plausible personは「もっともらしく話す(口のうまい)人」を意味し、ネガティブな含みを持つ場合がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| credible | 「信憑性がある・信じるに足る」という意味で、plausibleより「本当らしさ」の度合いが高い。credibleには懐疑的ニュアンスが薄い。 |
| convincing | 「説得力のある」で、聞き手を実際に納得させる力に焦点。plausibleは「外見上筋が通っている」に留まるが、convincingはより強い確信を与える。 |
| specious | 「見せかけだけのもっともらしい」という意味で、plausibleより欺瞞性が強く、ほぼ否定的な意味合いで使われる。 |
対義語: implausible、unconvincing、far-fetched
6派生語・関連語
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plausibly
副詞
もっともらしく、ありそうなことに -
plausibility
名詞
もっともらしさ、妥当性 -
implausible
形容詞
もっともらしくない、ありそうもない
7コロケーション
- a plausible explanation(もっともらしい説明)
- a plausible excuse(それなりに筋の通った言い訳)
- sound plausible(もっともらしく聞こえる)
8確認テスト
“The detective found the suspect’s alibi plausible, but decided to investigate further.”
①その容疑者のアリバイが完全に証明されたと
②その容疑者のアリバイがいかにも嘘っぽいと
③その容疑者のアリバイがそれなりに筋の通ったものだと
④その容疑者のアリバイが完全に信頼できると
③「それなりに筋の通ったものだと」が正解。plausibleは「表面上は論理的に整合している」というコアイメージを持つ。①④のように「証明された・完全に信頼できる」という意味はなく、むしろ「but decided to investigate further(しかしさらに調査することにした)」という続きが、plausibleの「本当かどうかはまだわからない」という含みを示している。②の「嘘っぽい」はimplausibleの意味であり正反対。
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