neither
【副】…も…も…ない
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
neitherのコアイメージは「2つのものを丸ごと否定する」こと。either(どちらか一方)の完全否定形として生まれた単語で、「AでもなくBでもない」という二択の世界で両方を同時に切り捨てるイメージです。eitherが「どちらかを選ぶ可能性を開く」のに対し、neitherは「どちらも選ばない・どちらも該当しない」という閉じた否定を表します。日本語で「どちらも〜ない」と訳されることが多いですが、常に『2つ』が前提にあることが重要です。3つ以上の場合はnoneを使います。
2意味一覧
-
形容詞
どちらの…も…ない
2つの名詞に対して「どちらも該当しない」と指定する使い方。「neither + 単数名詞」の形で、名詞を直接修飾します。 -
代名詞
どちらも…ない
名詞の代わりに「neither of + 複数形」の形で2者両方を否定します。動詞は厳密には単数扱いですが、口語では複数扱いも見られます。 -
副詞
〜も…もない(neither A nor B)
「neither A nor B」の構文で、AとBの両方を等しく否定します。「AだけでなくBも違う」という完全否定の連鎖を作ります。 -
接続詞
(相手の否定文を受けて)〜もそうではない
「Me neither.」「Neither do I.」のように、相手の否定内容を自分にも当てはめる用法。「〜も同様に違う」という呼応否定の形で、日常会話で頻出です。
3例文
4よくある間違い・注意点
「Neither do I.」と「So do I.」の混同に注意。相手が肯定文なら「So do I.(私もそうです)」、否定文なら「Neither do I.(私もそうではない)」を使います。否定文に対して「Me too.」と言うのは厳密には誤りで、「Me neither.」が正しい口語表現です。
neitherは必ず2者間での否定に使います。3つ以上を否定する場合はnoneを使うのが正しく、「Neither of the three…」とするのは不自然です。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| none | 3つ以上の中で「どれも〜ない」を表す。neitherが必ず2者限定なのに対し、noneは数の制限がない。 |
| not either | neitherを分解した口語的表現。「I don’t like it either.」のように文末に置く形で、neitherより砕けたニュアンス。 |
対義語: both、either
7コロケーション
- neither A nor B(AもBも〜ない)
- neither of them / us / you(彼ら/私ども/あなたたちのどちらも〜ない)
- Me neither. / Neither do I.(私もそうではない)
8確認テスト
A: “I’ve never been to Paris.”
B: “______. I want to go someday, though.”
①「私も行ったことがあります。いつか行きたいですね。」— Me too.
②「私も行ったことがありません。いつか行きたいですね。」— Neither have I.
③「私はどちらでもいいです。いつか行きたいですね。」— Neither do I.
④「私も行きません。いつか行きたいですね。」— Nor I.
②が正解。Aが「パリに行ったことがない」という否定・経験の内容を述べているので、それを受けて「私もそうではない(行ったことがない)」と言うには「Neither have I.」が正しい。have been(経験を表す現在完了)の否定を引き継ぐため、doではなくhaveを使う。①はMe tooだと肯定を引き継いでしまい意味が逆になる。③のNeither do Iはdoの否定を引き継ぐ形で経験の現在完了には使えない。④は古風・文語的な表現で現代口語には不自然。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。