presence
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
presenceの根底にあるイメージは「ある空間に実際にそこに在ること」です。単に「いる」という物理的な事実だけでなく、「そこに在ることで周囲に与える影響・重み・雰囲気」までを含みます。人が部屋に入ってきたとき、その人の存在が空気を変える——そういった「在ることの力」がpresenceの本質です。だから「出席」にも「存在感」にも「気配」にも訳せます。また、軍や企業が「ある場所に展開・進出している状態」も同じコアイメージから派生しています。日本語の「存在」より一段と「生き生きとした在り方」のニュアンスが強い点が特徴的です。
2意味一覧
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名
(その場に)いること・存在すること
物理的にある空間に「在る」という状態そのもの。出席・在場のニュアンスで使われる最も基本的な意味。 -
名
存在感・威厳・オーラ
「在ること」が周囲に与える影響力や重み。ステージ俳優や指導者など、その場の空気を変えるほどの「在り方の力」を指す。 -
名
気配・感覚(何かが近くにある感じ)
目には見えなくても「そこに何かが在る」という感覚。霊的な気配や、誰かがすぐそばにいるような感覚を表す。 -
名
(軍・企業などの)駐留・進出・展開
組織や勢力が「ある地域・市場に在る」という状態。military presence(軍の駐留)やmarket presence(市場での存在)のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「existence(存在すること・存在物)」との混同に注意。existenceは「この世に存在するかどうか」という哲学的・抽象的なニュアンスが強いのに対し、presenceは「今この場に在ること」という具体的・空間的なニュアンスが中心。例えば「神の存在」はexistence of God、「神の御臨在・ご在前」はthe presence of Godとなる。
「存在感」と訳すとき、日本語の「存在感」はやや曖昧だが、presenceは必ずポジティブな文脈とは限らない。圧迫感や威圧感のある「在り方」も含む点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| existence | 「この世に存在しているかどうか」という哲学的・概念的な「在ること」。presenceの「今この場に在る」という空間的・即時的な感覚とは異なる。 |
| attendance | 会議・学校などへの「出席」という行為に特化した語。presenceより事務的・形式的で、「存在感」や「気配」の意味は持たない。 |
| aura | 人が発する独特の雰囲気・オーラ。presenceの「存在感」の意味に近いが、auraは神秘的・霊的な色合いが強い。 |
対義語: absence、absence of mind
6派生語・関連語
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present
形
(その場に)いる・現在の;(名)プレゼント・現在
-
presently
副
まもなく(英)・現在(米) -
omnipresence
名
遍在(どこにでも存在すること)
7コロケーション
- stage presence(舞台での存在感)
- military presence(軍の駐留・展開)
- in the presence of 〜(〜の前で・〜のいる場で)
8確認テスト
“The company has established a strong presence in the Asian market.”
① アジア市場に対して強い関心を示している
② アジア市場で強固な地位・拠点を確立している
③ アジア市場での強い存在感を求めている
④ アジア市場に強い影響を与えようとしている
② 「presence」は「組織がある場所に在る状態」=市場への進出・展開・拠点を意味する。「establish a presence」で「(市場などに)足場を築く・参入する」というビジネス頻出表現。①③④はいずれもニュアンスがずれており、「在る状態を確立した(既に根付いている)」という完了・定着の意味が抜け落ちている。
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