existence
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
existenceのコアイメージは「何かが実際にそこに在るという状態・事実そのもの」です。動詞existはラテン語のexistere(外に立ち現れる)から来ており、「内側から外の世界へ出て、確かにそこにある」というイメージが根底にあります。単なる「生きている」だけでなく、物や概念・組織・現象が「現実世界に確かに存在している」という状態全般を指します。だから「宇宙人の存在」のような抽象的な概念にも、「苦しい生活・暮らし」のような具体的な日常にも使えるのです。「存在していること」そのものを名詞化した言葉です。
2意味一覧
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名詞
存在(していること)・実在
何かが現実世界に「在る」という状態や事実を名詞化したもの。人・物・概念を問わず広く使える。 -
名詞
生存・生活・暮らし
生き物が「この世界に在り続けること」=日々の生活・暮らしぶりという意味に自然に広がる。特に過酷な状況での生存に使われることが多い。 -
名詞
(具体的な)存在物・生き物
「在るもの」というコアイメージが転じて、存在している実体・生き物そのものを指すことも。a mysterious existence(謎めいた存在)のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「existence=存在」と丸暗記すると、’a miserable existence’を「悲惨な存在」と直訳してしまいがち。文脈によっては「生活・暮らし」と訳すのが自然なケースを見逃さないようにしよう。
lifeとの混同に注意。lifeは「命・人生・生命」という生き生きとした躍動感のあるニュアンスが強いのに対し、existenceは「ただそこに在る・生き続ける」という淡々とした事実のニュアンスがある。’a dull existence’(単調な暮らし)のように、むしろ生気のなさを強調する文脈でよく使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| being | 哲学的・形而上学的な「存在」のニュアンスが強く、’human being’(人間存在)のように本質的な在り方を問う文脈で使われる。existenceより格式的・抽象的。 |
| presence | 「その場に居合わせていること・感じられること」がコア。物理的・感覚的な存在感を指し、’feel someone’s presence’(誰かの気配を感じる)のように使う。existenceより即物的・感覚的。 |
| life | 「命・人生・生命活動」という躍動感・内容のある生が中心。existenceが「在る事実」を指すのに対し、lifeはその中身・質・活力に焦点がある。 |
対義語: nonexistence、extinction、absence
6派生語・関連語
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exist
動詞
存在する、生存する
-
existent
形容詞
存在している、現存の -
existing
形容詞
現在ある、既存の(例:existing laws=現行法) -
existential
形容詞
存在に関わる、実存的な(例:existential crisis=実存的危機)
7コロケーション
- come into existence(存在するようになる・誕生する)
- in existence(現存して・存在して)
- eke out an existence(どうにか生計を立てる・細々と生活する)
8確認テスト
“After losing his job, he eked out a lonely existence in a tiny apartment.”
① 孤独な存在を証明した
② 孤独な生活をどうにか送った
③ 孤独な人生を諦めた
④ 孤独な実在を主張した
②
‘eke out an existence’は「細々と生活を送る」という重要慣用表現。existenceは「生存・暮らし」のニュアンスで使われており、「生活をどうにか送った」が最も自然。①④は「存在・実在」と直訳しすぎており文脈に合わない。③は意味が大きくずれている。
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