reduce
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
reduceの語源はラテン語の「re-(後ろへ)+ ducere(導く)」。つまり「元の状態より小さい・低い方向へ引き戻す」のがコアイメージです。数量や規模を「減らす」という使い方が最もなじみ深いですが、「〜の状態に追い込む・落とす」という意味もここから来ています。たとえば「彼女を泣かせた」は reduce her to tears と表現でき、「涙という状態へ追い込んだ」というイメージです。また料理で「煮詰める」という意味もあり、液体をより小さな体積へ変化させるというコアが一貫しています。「大きい→小さい・高い→低い」方向へ何かを動かすあらゆる文脈で使えます。
2意味一覧
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動詞(他動詞)
(数量・程度などを)減らす、引き下げる
量・数・価格などをより小さな状態へ導くのが最も基本的な用法。コアイメージそのままの意味。 -
動詞(他動詞)
〜の状態に追い込む・おとしめる(reduce A to B)
「より低い・悪い状態へと導く」というコアから派生。「silence・tears・poverty」など否定的な状態に人やものを落とし込む場面で使われる。 -
動詞(他動詞・自動詞)
(料理で)煮詰める、煮詰まる
液体を加熱し体積をより小さな状態へ変化させるという、コアイメージをそのまま料理に当てはめた用法。 -
動詞(他動詞)
(複雑なものを)単純化する・要約する(reduce A to B)
複雑な状態をより単純・小さな要素へと「まとめ落とす」イメージ。「この問題は一言に集約できる」のような文脈で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「reduce A to B(AをBの状態に追い込む)」という構文を知らないと、たとえば be reduced to begging(物乞いにまで落ちぶれる)のような文で意味を取り違えやすい。「減らす」という訳しか知らないと文意が崩れるため、コアイメージから読み解く習慣が大切。
decrease との混同に注意。reduceは「意図的に・能動的に小さくする」ニュアンスが強いのに対し、decreaseは「自然に・客観的に数値が下がる」場面でも使える。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| decrease | 数値・量が下がることを客観的に述べる際に使いやすく、自動詞用法(prices decreased)も自然。reduceは「誰かが意図的に減らす」能動的なニュアンスが強い。 |
| cut | 「バッサリ削る」イメージで、コスト削減や人員削減など思い切った縮小に使われる。reduceよりも口語的・即物的。 |
| lower | 価格・温度・音量など「レベル・水準を下げる」場面に特化している。reduceより適用範囲が狭い。 |
| diminish | 価値・重要性・評判などが「徐々にすり減っていく」ニュアンスが強く、やや文語的。 |
対義語: increase、expand、raise、enlarge
6派生語・関連語
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reduction
名詞
削減、減少;値引き
-
reduced
形容詞
減らされた、割引された;落ちぶれた -
reductive
形容詞
(物事を)単純化しすぎる;還元的な
7コロケーション
- reduce costs / expenses(コスト・経費を削減する)
- reduce the risk of 〜(〜のリスクを減らす)
- be reduced to 〜(〜の状態に追い込まれる)
8確認テスト
The long war reduced the once-prosperous city to rubble.
① その長い戦争は、かつて繁栄していた都市のゴミを減らした。
② その長い戦争は、かつて繁栄していた都市をがれきの山に変えた。
③ その長い戦争は、かつて繁栄していた都市の予算を削減した。
④ その長い戦争は、かつて繁栄していた都市の人口を減少させた。
②。「reduce A to B」は「AをBという状態に追い込む・変えてしまう」という構文。ここでは繁栄していた都市を「がれき(rubble)という状態へと落とし込んだ」という意味。reduceを「減らす」だけと覚えていると①や③④を選びがちだが、コアイメージ「より低い・悪い状態へ導く」を理解していれば②が自然と選べる。
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