seldom
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
seldomのコアイメージは「起こる頻度が極めて低い、ほぼ皆無に等しい」という感覚です。neverが「絶対にない(ゼロ)」だとすると、seldomは「ゼロではないが、ほとんどそれに近い」という位置づけ。日本語の「めったに〜ない」がこれに最も近い表現です。大切なのは、否定を意味しながらも文の形式は肯定文のままでいられる点。つまりseldomは副詞として否定のニュアンスを内包しているため、notなどを別途つける必要がありません。フォーマルな響きがあり、日常会話よりも書き言葉・文語調の文脈でよく使われます。
2意味一覧
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副詞
めったに〜ない、ほとんど〜しない
「頻度がゼロに近い」というコアイメージがそのまま「めったに〜ない」という日本語に対応する。文の形式は肯定のまま、否定の意味を副詞一語で表現できる。 -
副詞(強調・文語)
〜することはほとんどない(過去の習慣・現在の傾向を強調して)
文学や改まった文体では「seldom did he speak」のように倒置を伴い、「いかに稀であるか」を強調する用法がある。コアイメージの「極めて低い頻度」がより際立って表現される。
3例文
4よくある間違い・注意点
seldomはそれ自体に否定の意味が含まれるため、「seldom don’t」「seldom never」のような二重否定は誤り。He seldom doesn’t eat breakfast. は「ほとんど食べないことはない=ほぼ毎回食べる」という逆の意味になってしまうので注意。
rarelyとの混同に注意。どちらも「めったに〜ない」だが、seldomの方がやや書き言葉・フォーマル寄りのニュアンスがある。口語・日常会話ではrarelyの方が自然に使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| rarely | コアイメージはほぼ同じだが、rarelyの方が口語・日常会話でも自然に使える。seldomはやや格式ばった響きがある。 |
| hardly ever | 「ほとんど一度もない」という意味でseldomに近いが、hardlyを使う分やや強調のニュアンスが出る。話し言葉でよく使われる。 |
| infrequently | 「頻繁でなく」という意味で頻度の低さを表すが、seldomより中立的・客観的な響き。文語的。 |
対義語: often、frequently、always、usually
6派生語・関連語
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seldom-seen
形容詞(複合語)
めったに見られない、希少な
7コロケーション
- seldom if ever(〜することはほとんど、いや全くない)
- seldom spoken of(めったに語られない)
- seldom used(めったに使われない)
8確認テスト
“She seldom if ever complains about her workload.”
① 彼女はいつも仕事量について不満を言っている。
② 彼女は仕事量についてめったに、いやほとんど全く不満を言わない。
③ 彼女は仕事量について時々不満を言う。
④ 彼女は仕事量について不満を言ったことが一度もない。
② 「seldom if ever」は「めったに〜ない、いやほぼ全くない」という意味の強調表現。seldomの「ゼロに近い頻度」をさらにif everで「もしあるとしても」と限定し、ほぼneverに近いニュアンスを持たせている。①は反対の意味、③は頻度が高すぎ、④はneverに相当するが seldom if everはゼロを断言しない点で④とも異なる。
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