equip
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
equipのコアイメージは「ある目的・役割を果たすために必要なものをすべて備えさせる」こと。語源はフランス語の「船に乗り組む」に由来し、「航海に出る前に必要なものをすべて積み込む」イメージが根底にある。物理的な道具・装備を揃えることも、知識・スキル・精神力といった内面的な資質を身につけさせることも、どちらも「備わっていない状態から、目的遂行に十分な状態へ整える」という一貫したイメージで説明できる。重要なのは「受け身の対象が、何かに対応できる状態になる」という点で、単に「与える」だけでなく「使えるようにする」ニュアンスが含まれる。
2意味一覧
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動詞
(道具・設備などで)装備する、備え付ける
物理的な道具や設備を揃えて「目的を果たせる状態にする」という最も直接的なコアイメージの表れ。 -
動詞
(知識・能力・資質を)授ける、備えさせる
道具が内面的なスキルや能力に置き換わっても、「対応できる状態へ整える」というコアイメージは同じ。教育・訓練の文脈でよく使われる。 -
動詞
〔人が〕(状況・課題に)対処できるようにする
「何かに立ち向かうための準備を整える」という用法で、be equipped to do / be equipped for ~の形で「〜する備えができている」という状態を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「装備する」という訳語だけを覚えてしまうと、知識・能力・精神的な準備など抽象的な文脈で使われたときに訳せなくなる。equipの目的語は銃・機材といった物だけでなく、「スキル・知識・経験」も取れることを押さえておこう。
be equipped with ~(〜を備えている)とbe equipped to do(〜する備えができている)は形が似ているが意味の焦点が異なる。withは「何を持っているか」、to doは「何ができるか」に焦点が当たる点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| furnish | 「家具・必要品を揃えて提供する」イメージで、空間や人に物を供給するニュアンスが強い。equipのような「目的を果たせる状態にする」という機能面の強調は薄い。 |
| provide | 「必要なものを与える」という広い意味を持つが、「備えさせる・準備させる」という方向性は弱く、単なる「供給」に近い。equipはその物・能力が目的のために機能することを含意する。 |
| prepare | 「準備させる」という点で意味が近いが、prepareはプロセス(準備する行為)に焦点を当て、equipは結果として「備わった状態にする」点に焦点がある。 |
対義語: disarm、strip
6派生語・関連語
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equipment
名詞
装備、設備、機器(備えさせるために揃えた道具・資源の総称)
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equipped
形容詞
装備した、備えのある(be equipped with / for / to doの形で使う) -
unequipped
形容詞
装備されていない、準備が整っていない
7コロケーション
- equip A with B(AにBを備えさせる)
- be equipped to do(〜する備えができている)
- well-equipped(十分に設備の整った/十分な備えのある)
8確認テスト
A good education equips students with the critical thinking skills they need to navigate the modern world.
① 生徒たちに批判的思考スキルという装備を取り付ける
② 生徒たちが現代社会を生き抜くために必要な批判的思考力を身につけさせる
③ 生徒たちを批判的思考スキルで試験する
④ 生徒たちに批判的思考スキルの存在を教える
②。equipのコアイメージは「目的を果たせる状態にする」こと。ここでは物理的な道具ではなく「批判的思考力」という内面的な能力が目的語になっており、「現代社会を生き抜く」という目的のために「備えさせる・身につけさせる」と訳すのが最も自然。①は直訳すぎて日本語として不自然であり、equipが持つ「機能・目的のために整える」というニュアンスを活かせていない。
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