typhoon の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

typhoon

/tɑɪfúːn/
【名】台風

重要度
6/23
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。

1コアイメージ

typhoon の核心
「西太平洋で渦巻く猛烈な嵐」

typhoonは、西太平洋・南シナ海で発生する熱帯低気圧が発達した「台風」を指す固有の気象用語です。語源には諸説あり、アラビア語の「ṭūfān(大嵐)」や、広東語の「大風(タイフン)」、さらにギリシャ語の「Typhon(風の神テュポーン)」などが複合的に影響したと言われています。コアイメージは「特定の海域で発生する、渦を巻いて進む破壊的な熱帯性暴風雨」。単なる強い風や雨ではなく、組織的な回転構造を持つ巨大な気象現象全体を指します。地域によって呼び名が異なる点(大西洋ならhurricane、インド洋ならcyclone)が特徴で、typhoonは特にアジア太平洋地域のものに使われます。

2意味一覧

  • 名詞
    台風(西太平洋・南シナ海で発生する熱帯低気圧が発達した暴風雨)
    西太平洋特有の渦巻く猛烈な嵐というコアイメージがそのまま「台風」という日本語に対応する。日本語の「台風」はtyphoonの音訳に由来するため、ほぼ完全に一致する。
  • 名詞(比喩的)
    (比喩的に)激しい騒動・嵐のような状況・圧倒的な力を持つ人物や出来事
    「破壊的な勢いで周囲を巻き込む」というイメージが転じて、比喩的に組織や社会を揺るがすほどの騒動・人物を表すことがある。

3例文

I hope the typhoon will soon pass.
台風がすぐ通過してくれると良いけど。
最も基本的な気象現象としての用法。
The typhoon caused severe flooding across the entire region.
台風は地域全体に深刻な洪水をもたらした。
「渦巻く巨大な嵐が広範囲を破壊する」というコアイメージが明確に表れている。
She swept through the office like a typhoon, reorganizing everything in sight.
彼女は台風のようにオフィスを席巻し、目に入るものすべてを再編した。
比喩的用法。圧倒的なエネルギーで周囲を巻き込む存在として使われている。

4よくある間違い・注意点

ここに注意

hurricane・cyclone・typhoonはいずれも「熱帯低気圧が発達した暴風雨」を指すが、発生地域で呼び名が異なる。typhoonは西太平洋・南シナ海、hurricaneは大西洋・東太平洋、cycloneはインド洋・南太平洋と使い分けるのが正確。試験やリーディングで混同しやすいので注意。

日本語では「台風」と「嵐(storm)」は別物として意識されているが、英語では文脈によってtyphoonをstormと言い換えることもある。ただし、typhoonは必ず熱帯低気圧起源の組織的な回転嵐を指すので、単なる大雨や強風をtyphoonと呼ぶのは誤り。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
hurricane 大西洋・カリブ海・東太平洋で発生する同種の熱帯低気圧に使う。気象学的な構造はtyphoonと同じだが、地域が異なる。英語圏(特に米国)ではhurricaneの方が馴染み深い。
cyclone インド洋・南太平洋で発生するものに使う。また、気象学上は熱帯低気圧全般を指すこともあり、typhoon・hurricaneを包括する上位概念として用いられることもある。
storm 「嵐」全般を指す広い語。熱帯性の組織的な回転構造を必ずしも伴わず、thunderstorm(雷雨)やsnowstorm(吹雪)にも使えるため、typhoonよりずっと広義。
tempest 文学的・詩的な語で「激しい嵐」を意味する。比喩的用法が多く、typhoonほど気象学的な厳密さはない。

対義語: calm、fair weather

6派生語・関連語

7コロケーション

  • typhoon hits / strikes 〜(台風が〜を直撃する)
  • typhoon season(台風シーズン)
  • in the path of a typhoon(台風の進路上に)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然なものを選びなさい。

“The new CEO arrived like a typhoon, shaking up the entire company culture within months.”

① 新しいCEOは台風のように到着し、数ヶ月で会社全体に変革をもたらした。
② 新しいCEOは台風のように颯爽と現れ、数ヶ月で会社全体の文化を根底から変えた。
③ 新しいCEOは台風が来た日に到着し、数ヶ月で会社文化を混乱させた。
④ 新しいCEOは嵐のなか到着したが、数ヶ月で会社文化を穏やかに変えた。

▶ クリックして解答を表示
正解:②
【解説】この文では「like a typhoon(台風のように)」は比喩的用法。typhoonのコアイメージは「周囲を圧倒的なエネルギーで巻き込み、破壊・変革をもたらす力」。CEOが会社全体を短期間でダイナミックに変革したことを台風に例えている。①は「新しいCEOは台風のように到着し、数ヶ月で会社全体に変革をもたらした。」と訳せるが、「shaking up」の持つ「根底から揺さぶる」という強いニュアンスが不十分、③は「台風が来た日に」と直訳ミス、④は「穏やかに」とtyphoonのニュアンスと正反対のため不適切。


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