vivid
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
vividのラテン語源 vivere(生きる)が示すように、「命が宿っているかのようにリアルで力強い」というイメージが根底にある。色彩なら目が覚めるような鮮やかさ、記憶や描写なら細部まではっきり目に浮かぶような鮮明さ、人の個性なら生き生きと溢れ出るようなエネルギーを表す。共通するのは「感覚や意識に強くダイレクトに飛び込んでくる」という感覚。単に「明るい」や「はっきりしている」よりも強く、見る人・受け取る人に強烈な印象を与えるニュアンスがある。だから色・映像・記憶・想像力・人物すべてに使える汎用性の高い形容詞になっている。
2意味一覧
-
形容詞
(色が)鮮やか、目の覚めるような
命が宿っているように見えるほど色が強烈に目に飛び込んでくる状態。単なる「明るい」を超えた印象の強さがある。 -
形容詞
(記憶・描写・夢などが)鮮明な、ありありとした
細部まで「まるで今そこにあるように」再現されている様子。現実のように意識に訴えかけてくる鮮烈さがコアイメージと一致する。 -
形容詞
(想像力・表現が)豊かな、生き生きとした
vivid imagination(豊かな想像力)のように、イメージを生き生きと生み出す力の強さを表す。命を吹き込む語源がそのまま表れている。 -
形容詞
(人・性格が)活気ある、はつらつとした
「生命力が溢れている」という語源から、人そのものやその個性が力強く周囲に訴えかけてくる様子にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
vividは「ただ明るい・はっきりしている」だけでなく、見る側・受け取る側に「強く訴えかけてくる」という能動的な力を含む。bright(客観的な明るさ)やclear(曖昧さのなさ)と違い、vividには「強烈な印象を与える生命力」がある。
vivid imagination を「鮮やかな想像力」と直訳するとぎこちない。「豊かな・生き生きとした想像力」と訳すのが自然で、コアイメージを意識すると文脈に合った訳が導ける。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| bright | 客観的な光の強さや色の明るさを指す。vividのような「見る側に強烈に訴えかける生命力」のニュアンスは薄い。 |
| striking | 見る者に強い印象を与える点は共通。ただしstrikingは「意外性・インパクト」に重点があり、vividの「生き生きとした躍動感」とは微妙に異なる。 |
| graphic | 描写が非常に具体的でリアルなことを表す。残酷な場面などに使われやすく、vividより「生々しい」印象が強い。 |
| lifelike | 「本物そっくりの」という意味で、vividと近いが「精巧な再現性」に焦点がある。vividの「鮮烈な印象・躍動感」ほどの強さはない。 |
対義語: dull、faint、pale、vague
6派生語・関連語
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vividly
副詞
鮮やかに、ありありと、生き生きと -
vividness
名詞
鮮明さ、鮮烈さ、生き生きとした様子
7コロケーション
- vivid memory(鮮明な記憶)
- vivid imagination(豊かな/生き生きとした想像力)
- vivid colors(鮮やかな色彩)
8確認テスト
「The documentary gave a vivid account of life in the war zone.」
① そのドキュメンタリーは戦地での生活を明るく描写した。
② そのドキュメンタリーは戦地での生活をありありと描き出した。
③ そのドキュメンタリーは戦地での生活を簡潔にまとめた。
④ そのドキュメンタリーは戦地での生活をおおよそ説明した。
②
「目の前で起きているかのようにリアルに感覚に訴えかけてくる」というvividのコアイメージが、描写・報告(account)に使われた例。「明るく」(①)はbright寄りの誤訳、「簡潔に」(③)はbriefに対応する意味で全く異なる。「ありありと描き出した」がvividの「生命力を持って強く訴えかける」感覚を最もよく表している。
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