undergo
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
undergoは「under(下を)+ go(進む)」が語源で、「何かの下を通り抜けていく」イメージが根底にあります。重要なのは、主語が自ら進んで選ぶというより、プロセスや状況の「下に置かれて」それを通過していくというニュアンスです。手術・治療・試練・変化など、必ずしも望ましくはないが避けられない、または必要なプロセスを「くぐり抜ける」感覚。だから「受ける」「経験する」「耐える」どの訳もこのコアイメージから自然に派生します。受動的・中立的な色合いが強く、enjoy(楽しむ)とは対照的です。
2意味一覧
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動詞
(手術・治療・検査などを)受ける
医療行為のように「自分が主体的に動くというより、プロセスの下に置かれて通過する」場面で最もよく使われる訳。 -
動詞
(試練・困難などを)経験する、体験する
困難や変化という「流れ」の下を通り抜けていくイメージで、単なる体験ではなく「それを経ていく過程」に焦点がある。 -
動詞
(苦難・変化などに)耐える、忍耐する
容易ではないプロセスを最後まで「くぐり抜ける」ことを強調する場合に「耐える」という訳がはまる。 -
動詞
(変化・変革を)遂げる、経る
「変化というプロセスの下を通り抜けた結果、変容する」意味で、undergo changes / undergo a transformation のように使う重要用法。見落とされがちだが受験頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
undergoは必ず他動詞として使い、受動態にはなりません。× A surgery was undergone by her. のような使い方は誤り。主語が「プロセスをくぐり抜ける存在」である必要があります。
experienceと混同しがち。experienceは良いことにも悪いことにも使える中立的な語ですが、undergoは「避けられない・中立〜ネガティブ」なプロセスに限られ、undergo happiness のような使い方はできません。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| experience | 良い経験・悪い経験どちらにも使え、より主体的・感情的な「体験」のニュアンス。undergoほど「プロセスに通される」受動性はない。 |
| endure | 「耐える・忍ぶ」に特化し、苦しさへの意志的な耐久が前景化する。undergoは中立的なプロセスの通過に焦点がある。 |
| suffer | 「苦しむ」という感情・痛みの側面を強調。undergoは苦しさの有無に関係なくプロセスを通過することを表す。 |
| go through | undergoのカジュアルな口語版。意味はほぼ同じだが、undergoはよりフォーマル・書き言葉的な文脈で使われる。 |
対義語: avoid、escape、evade
6派生語・関連語
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undergoing
動詞(現在分詞・動名詞)
受けている、経験している最中の
7コロケーション
- undergo surgery / an operation(手術を受ける)
- undergo changes / a transformation(変化を遂げる・変容を経る)
- undergo training(訓練を受ける)
8確認テスト
“The company’s culture has undergone significant transformation since the new CEO took office.”
① 会社の文化は新CEOの就任以来、大きな変革を望んでいる。
② 会社の文化は新CEOの就任以来、大きな変革を遂げた。
③ 会社の文化は新CEOの就任以来、大きな変革に抵抗している。
④ 会社の文化は新CEOの就任以来、大きな変革を計画している。
② が正解。undergoの「変化というプロセスをくぐり抜けた(結果として変容した)」というコアイメージから、「変革を遂げた」が最も自然。①・④のような「望む・計画する」は主体的な意思を表すためundergoのニュアンスと合わない。③の「抵抗する」はコアイメージと正反対。
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