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【合格体験記】東京科学大学 医学部医学科(1浪・女性)

概要

現役時から成績は良く、典型問題は問題集でしっかり固めていたものの、東大レベルの模試では理科で十分な成績を取れない状態でした。

1浪時には、最難関大合格者が使用している問題集を徹底的に網羅するための演習時間を確保しました。後述のとおり”質の高い高難度問題集”を徹底した結果、模試の成績も安定的に取れ、見事、東京科学大学に合格しました。

使用参考書/問題集

使用していた参考書や問題集は以下の通りです。最難関医学部合格には問題演習量の十分な確保が必須であることがよくわかると思います。

数学

Focus Gold(StepUp問題まで)
新数学スタンダード演習
数学3スタンダード演習
新数学演習
上級問題精講3
オリジナルスタンダード
入試数学の掌握①

化学

宇宙一わかりやすい高校化学
リードα化学
エクセル化学
良問問題集
重要問題集
新演習

物理

宇宙一わかりやすい高校物理
センサー物理
エクセル物理
名問の森
重要問題集

英語

システム英単語
東大過去問
阪大過去問
医科歯科過去問

成績

※塾生のみ公開

松濤舎で立てた出願戦略

もともと医科歯科大学を志望していたため、共通テストの点数が良ければ「前期:東京科学大学、後期:山梨大学」に出願し、悪ければ「前期:千葉大学、後期:奈良県立医科大学」の予定でした。共通テストで十分点数が取れていたこと、模試でA判定が2回出ていたことから、東京科学大学へ出願。

滑り止めで受験する私立医学部への出願については、返金されない入学金(ほとんどの大学で100万円〜)や手続き締め切り日時なども踏まえなければなりません。また、国公立医学部を第一志望とする人にとって、できるだけ出願数は抑えたいという想いもあります。

上記を踏まえ、日医、昭和、慶應の3校に出願しました。

英語について

英単語については、シス単を固めただけですが、もともと国語が得意だったため、語彙がなくても読めたので、あまり参考にならないかもしれません。

単科大だったとしても、医療単語をわざわざ暗記する必要はない。過去問を25年分通して読み、その過程で出てきた単語を覚えていけばよい(特に秋以降は必ず1日1長文を読み、解いていた)

その他、東大、阪大、医科歯科の過去問をひと通り解いた。

数学について

上滑りしない前提で、理Ⅲ合格に必要なレベルまで問題集でやり込みました。市販教材でやることがなくなったこと、もともと志望校としても考えていたこともあり、東大・阪大の過去問まで入っています。

Focus Goldは昨年時点で終了済み。

上級問題精講、スタンダード演習、新数学演習、東大の赤本25年(9月まで1周、それ以降は2周)をやった。どれも自分に合っていて、どれも重要だと思った。できない問題を徹底的に潰していった。

上級問題精講は浪人になってから解いたが、スタンダード演習をやったあとだったので、簡単だった。

スタンダード演習をやったあとだと、新数学演習は最初から半分くらいできた。

医科歯科の赤本は2005年から約15年分を全部できるようになるまで繰り返した。

東大の赤本をやって伸びた(D以外をやっていた。A,B,Cを完璧に解けるようになることを目標としていた)

入試数学の掌握は難しかった。東大C,Dを解くための参考書という感じ。1冊通読しただけで、3冊は読みきれなかった。

化学について

理科は、最難関大対策となると良い市販教材があまりなく、旧帝大の過去問を使った対策が功を奏することが多い。新演習は深堀りすることなく、東大・阪大などの過去問を通して実力を上げました。

エクセル化学は、リードα(学校指定教材)と同じような問題は飛ばしてやっていた。良問問題集は知識を埋めるのがよく、特に無機は網羅性が高かった。理論は新演習のほうが汎用性が高かった。有機は新演習/良問問題集のどちらでもOKだが、高分子の知識は良問問題集、新演習は計算系がよかった。

その他、東大、阪大、医科歯科の過去問をひと通り解いた。阪大過去問は物理/化学がよかった。

物理について

センサー物理(学校指定教材)をやっていたから、エクセル物理は穴埋め程度で使用。

物理は名問の森で伸びたが、問題数が少ないのが難点。

名問の森から入試問題までの橋渡しをしていたのが重要問題集。ゴリゴリ計算させる系が多く、解けると自信になった。

医科歯科の物理は難系までは不要。

その他、東大、阪大、医科歯科の過去問をひと通り解いた。阪大過去問は物理/化学がよかった。

国語について

昨年時点で高得点が取れていたため、直前期に復習して対策終了でした。

日本史について

昨年『センターはこれだけ! 金谷俊一郎の日本史B』で対策し、高得点が取れていたため直前期まで無対策。結果的に日本史は100点でした。

指導者から最後に

もともと勉強が得意であり、高難度の問題集を1問ずつ徹底的に解決していました。模試の判定も安定してよく、合格は必然と言えます。松濤舎での指導も手伝ってくれるため、見かけたら通塾生は質問してみてください。

合格おめでとうございます!

「【合格体験記】東京科学大学 医学部医学科(1浪・女性)」に関するQ&A

東京科学大学の医学部に合格するための勉強法は?
合格には質の高い問題集を徹底的に演習することが重要です。特に、数学や理科の難問を多く解くことで、模試の成績を安定させることができます。過去問を繰り返し解くことも効果的です。
医学部受験におすすめの参考書は?
数学には「Focus Gold」や「新数学スタンダード演習」、化学には「宇宙一わかりやすい高校化学」などが推奨されます。物理は「名問の森」や「重要問題集」が役立ちます。自分に合った教材を選ぶことが大切です。
共通テストの点数を上げるための戦略は?
共通テストで高得点を狙うには、基礎を固めた上で過去問を繰り返し解くことが効果的です。特に、模試でのA判定を目指し、出願戦略を練ることが重要です。
医学部受験における出願戦略は?
第一志望の大学に合わせて出願校を選ぶことが重要です。共通テストの結果を踏まえ、滑り止め校も考慮しつつ、出願数を抑える戦略が求められます。
医学部受験における英語の勉強法は?
医学部受験では、過去問を通して出てくる単語を覚えることが効果的です。特に、長文読解を毎日行うことで、語彙力を向上させることができます。
数学の問題集はどのように選ぶべきか?
数学の問題集は、自分のレベルに合ったものを選ぶことが重要です。特に、難易度の高い問題集を解くことで、実力を向上させることができます。
物理の勉強法で注意すべき点は?
物理の勉強では、基礎をしっかり固めた上で、名問の森や重要問題集を使って演習を重ねることが大切です。計算問題を多く解くことで自信をつけましょう。
化学の参考書選びのポイントは?
化学の参考書は、知識を網羅できるものを選ぶことが重要です。「良問問題集」や「新演習」を活用し、過去問も解くことで実力を養うことができます。
国語の勉強法はどのようにすれば良いか?
国語は、基礎ができている場合、直前期に復習を行うことで高得点を狙えます。過去問を解くことで、出題傾向を把握することも重要です。
医学部受験におけるモチベーション維持のコツは?
モチベーションを維持するためには、目標を明確にし、定期的に進捗を確認することが大切です。また、仲間と切磋琢磨することで、励まし合いながら勉強を続けることができます。