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【合格体験記】日本大学 医学部医学科(2浪・男性)

概要

現役時と1浪時には、私立医学部で一次試験に合格することができませんでした。
2浪時には演習時間を十分に確保し、日本大学医学部医学科に合格しました。

塾遍歴

現役(高2〜):Gnoble(英語)、SEG(数学&物理)
1浪:医学部専門予備校
2浪:松濤舎

現役時はあまり勉強に身が入らず、1浪時に通った塾では”ゼロからの状態”を脱することはできたのですが、実際に成績が伸びたと感じたのは土日に自分で机に向かって勉強している時間でした。1浪が終わった時点で「授業形式はもういい」と思い、2浪から松濤舎に入塾しました。

成績

※塾生のみ公開

使用問題集

数学

Focus Gold1A,2B,3(星3個問題まで習得、星4個問題は途中まで)

英語

シス単、FACTBOOK、Vintage、和文英訳教本、速読英熟語、速読英単語(必修編)、国立リーディング、私立リーディング、イチから鍛える英語長文500,700

化学

宇宙一わかりやすい高校化学、エクセル化学、良問問題集

物理

宇宙一わかりやすい高校物理、エクセル物理、良問問題集

国語

きめる!現代文、マドンナ230、ジャンプアップノート、漢文早覚え速答法

地理

きめる!地理、センター過去問10年分

松濤舎のよかったところ

英語が大きく伸長した

偏差値70まで上がったのが嬉しかったです。ここまで上がったのは速単必修編をやったのが大きかったと思います。音源を使って止まらずに読む練習をした結果、自分はこれまで全然読めてないことがわかりました。この1年を通し、量をやり込んだという自信もつきました。

多少難しい文章になっても、読むスピードが上がっていたので、難しいところ以外は読み飛ばし、難しいところはゆっくり読めるようになりました。

問題演習中心で勉強できた

期待通り、問題演習に十分な時間を確保することができました。

例えば、数学ではFocus Goldに解くべき1,000テーマが載っており、これを潰すだけの時間が確保できたため、あまりビビらず本番を迎えられました。

私立医学部の小問集合は全部Focus Goldに載っていたし、日大の本番の証明問題はFocus Goldに載っていた星3問題そのままでした。極限が苦手でしたが、Focus Goldで対策して得意になっていたので、これも本番で解けました。私立医学部の小問集合は全部Focus Goldに載っていたし、日大の本番の証明問題はFocus Goldに載っていた星3問題そのままでした。極限が苦手でしたが、Focus Goldで対策して得意になっていたので、これも本番で解けました。

基礎から固め、医学部合格レベルまで引き上げてくれた

4月時点で理論化学の計算問題がまったく解けなかったのですが、エクセル化学で理論の計算を網羅的にやって解けるようになりました。また、エクセル物理の「Warming UP」がよかったです。普通の問題集では、ここまで基礎から扱ってくれないので貴重でした。

各科目の振り返り

英語

シス単:英単語帳の中で一番良かったです。確かにコロケーションが入試に出ました。難しい単語は注釈にあるので、結局読まないといけない単語はシス単に載っていました。

Vintage:演習量を増やせてよかったです。

FACTBOOK:最初読み込んだが、その後は辞書代わりに使用していました。

速読英単語(必修編):一番良かった教材でした。このおかげで読むスピードが格段に上がり、英語の点数が安定しました。

私立リーディング:上智の問題で「悩ましいから、いったん選んだら次にいこう」といったことが書かれていて、飛ばす勇気が持てるようになりました。

国立リーディング:めちゃくちゃ難しいと感じました。自分が受ける過去問と比べて難しかったです。

イチから鍛える英語長文500,700:国立/私立リーディングをやったあとだったので、解けるという自信がついた問題集でした。重要な和訳問題対策ができたのがよかったです。自分的にはあまり難しすぎるものはやりたくなかったので、気がラクになりました。

過去問:合格点が取れているな、という感じがしました。

数学

Focus Gold:国公立の記述向けという勝手な印象だったのですが、私大でも数学は十分に点数が取れました。星3個までで受験校の数学はすべてカバーしていました。やり込むには時間がかかるのが唯一の欠点ですが、1年の浪人期間があれば十分間に合います。

化学

宇宙一わかりやすい高校化学:最初使い方間違えていました。春〜夏前に一読して、それ以降はずっと問題集の解説を読むだけに留まっていました。もう少し問題集と参考書を往復すればよかったと今になって思います。

エクセル化学:4月時点で理論の計算系はまったく解けなかったのですが、エクセル化学で理論の計算を網羅的にやれたのがよかったです。ただし、そのまま覚えてしまい、どこが本質なのかがわからないまま暗記するのは避けるべきです。

良問問題集:エクセルをやっていたおかがで確認問題はほとんど解けるようにはなっていました。必須問題、レベルアップ問題は入試レベルだったので、もう少しやり込んでもよかったなと思います。ヨウ素滴定などは、エクセルでは誘導が多かったのですが、良問問題集には入試問題として載っていた点がよかったです。

物理

宇宙一わかりやすい高校物理:一読しただけでした。その後問題集をやったら解けたので、それで用済みと思ってしまっていました。もう少し問題集と参考書を往復したらよかったなと思います。

エクセル物理:Warming UPがよかったです。普通の問題集ではここまで基礎から扱ってくれる問題集がないので。

良問問題集:必須問題は私大でも出たので、もう少し時間があったらやり込みたかったです。エクセルには載ってないレベルの問題も多かったです。

国語

マドンナ230:後ろにある単語カードがよかったです。負担なくセンターレベルの単語を入れることができました。

早覚え速答法:後ろについていた「92個だけ覚えればいい」というコンテンツがよかったです。あまり負担にならず他の科目に時間を割くことができました。漢詩の読み方や重要構文では、いくつか意味があるものでも「片方は大学入試では出ない」などの情報が載っていてよかったです。実際に問われるところしか載っていなくて効率的でした。

後輩に伝えたいこと

英語はしっかりと固めれば、必ず安定します。英語は本当に重要です。毎日隙間時間に、音声を使ってリスニングして音読するのはやったほういいと思いました。現役時に通っていた塾が音読重視だったのですが、松濤舎でも同じことを言われ、より納得感が強かったというのもあります。

数学はFocus Goldを星3個まで、単元を習ったタイミングでしっかりと学習しておけば、入試では無敵だったと思います。

英語と数学は秋くらいに成績が出たので、伸びてきている感覚がありました。最後は理科だけやればいいという安心感がありました。模試で解けた問題はFocus Goldで解けていた問題の類題で、できていなかった問題はFocus Goldでまだ解けてない問題だったので、そういう意味でも自信になっていました。

英語と数学を早い時期に固めることが本当に大事です(実力がつくと点数が安定するため)。これは高校時代にも言われていたことですが、今になって振り返ってみると本当にそうだったと思います。医学部は理系学部の割に英語の成績が合否を左右するということを、入試が終わってから強く感じました。

偏差値に関わらず、過去問を解いたときに「解きやすい」と感じた大学には出願するといいと思います。日程が被ってなかったら受けることをおすすめします。

指導者からのコメント

学習の姿勢

入塾からずっと、1日12時間勉強を欠かさず行っていました。問題集を見ても、◯×マークがきちんと累積されているだけでなく取り組んだ日付まで書いて管理しており、徹底的にやる姿勢が一貫していました。親御様からも、家でずっと音読をしていたと報告いただいています。

出願戦略

私立医学部を受験可能であることから、学費と相談で進学可能な大学にひと通り出願しました。共通テスト対策も行いましたが本番で思ったように点数が取れなかったため、1月以降は私立医学部をメインに対策を進めています。

問題集選定

私立医学部の受験が可能だったので、英数理を中心に設計。特に、英語と数学は素地があるものの穴が多かった(=1浪時に過去問演習を多くやっていた)ため、確実に伸ばせると判断し手厚く対策しています。

英語はシス単、FACTBOOK、Vintage、速読英熟語、イチから鍛える英語長文などのボトムアップ問題集だけでなく、単語王、和文英訳教本、国公立リーディング、私立リーディングなどのトップダウン問題集まで入りました。

数学はFocus Goldのみで志望している国公立医学部も対応可能だったため、1シリーズのみ徹底。最終的に星3個問題までは練習問題まで大凡固めることができました。星4個問題まで入りましたが、すべてを固めるには至っていません。

理科は苦手意識が強かったため、エクセルを1冊仕上げました。良問問題集で補強しましたが、最後まで苦手意識が拭えず、伸び切らずに本番を迎えたというのが正直なところです。

最終的に到達した習得レベル

※塾生のみ公開

最後に

英語と数学は盤石にした状態で入試を迎えられたことが、「本番何があるかわからない私立医学部」で合格してきたと思います。実際、日本大学の入試本番では、化学が過去問と大きく違っていた(誘導に乗れば解ける問題だった)一方、英数は差がつく問題だったとのことで、差がつく科目で実力を付けたことが合格に繋がっています。

合格おめでとうございます!

「【合格体験記】日本大学 医学部医学科(2浪・男性)」に関するQ&A

日本大学医学部に合格するための勉強法は?
日本大学医学部に合格するためには、基礎を固めつつ問題演習を重視することが重要です。特に、英語と数学の成績を早期に安定させることが合格の鍵となります。具体的には、Focus Goldやシス単などの問題集を活用し、演習時間を確保することが推奨されます。
松濤舎の指導方法の特徴は?
松濤舎の指導方法は、演習中心のカリキュラムが特徴です。生徒は問題演習に十分な時間を確保でき、基礎から応用まで段階的に学ぶことができます。特に、個別指導により生徒の理解度に応じたサポートが行われます。
受験勉強での時間管理のコツは?
受験勉強では、1日12時間の勉強を計画的に行うことが効果的です。具体的には、時間を区切って科目ごとに集中して取り組むことや、問題集の進捗を管理することで効率的に学習を進めることができます。
医学部受験における英語の重要性は?
医学部受験では、英語の成績が合否を左右することが多いです。特に、英語の基礎力を固めることで、他の科目の成績にも良い影響を与えるため、毎日のリスニングや音読練習が推奨されます。
どの参考書を使うべきか?
医学部受験には、シス単やFocus Gold、エクセルシリーズなどの参考書が効果的です。これらは基礎から応用まで幅広くカバーしており、特に問題演習に重点を置いているため、実践的な力を養うことができます。
浪人時の勉強法はどう変えるべきか?
浪人時は、過去の失敗を踏まえ、より効率的な勉強法にシフトすることが重要です。具体的には、授業形式から問題演習中心に切り替え、自分のペースで学習を進めることが効果的です。
受験勉強のモチベーションを保つ方法は?
受験勉強のモチベーションを保つためには、目標を明確に設定し、達成感を感じられる小さな目標を作ることが有効です。また、仲間と情報交換をすることで、励まし合いながら学習を進めることも効果的です。
医学部受験の出願戦略は?
医学部受験の出願戦略としては、複数の大学に出願することが推奨されます。特に、過去問を解いた際に「解きやすい」と感じた大学を選ぶことで、合格の可能性を高めることができます。
問題集の選び方のポイントは?
問題集の選び方は、自分の理解度や苦手科目に応じて選ぶことが重要です。特に、基礎から応用まで段階的に学べる問題集を選ぶことで、効率的に学習を進めることができます。
成績向上のための振り返り方法は?
成績向上のためには、定期的に自分の学習状況を振り返ることが重要です。具体的には、模試の結果や問題集の進捗を分析し、改善点を見つけることで次の学習に活かすことができます。