入塾時期
2浪の4月
入塾時の成績
第2回駿台ベネッセ記述模試
英語:70台
数学:60台
化学:60台
物理:60台
合格校
富山大学 医学部医学科
使っていた参考書/問題集
英語
VENN4000
総合英語 FACTBOOK
英文法・語法 Vintage
和文英訳教本(文法矯正編)
英語長文Rise 読解演習シリーズ
速読英単語シリーズ
やっておきたい英語長文シリーズ
数学
Focus Gold
化学
宇宙一わかりやすい高校化学(理論, 無機, 有機)
エクセル化学
良問問題集 化学
物理
宇宙一わかりやすい高校物理(力学/波動, 熱/電磁気/原子)
リードα物理
良問の風
名問の森
国語
古文単語330
漢文早覚え速答法
日本史
これだけ!日本史
共通テストへの道 日本史
使っていたオリジナル教材
樹形図の森
分野別マスター数学(複素数平面)
分野別マスター化学(理論化学)(高分子化学)(構造決定)
英語の勉強で重要だったこと
春から夏にかけて、とにかく英単語と英文法を詰め込むことと並行して、できる限り毎日、英語の長文を読みました。二浪目は去年一昨年からの蓄積によりある程度の単語力がついていたので、知っている単語を再確認する時間を減らして、単語帳の一周目で抜けていた点を重点的に覚えました。『VENN4000』を学習した時点で、共通テストのリーディングは10〜20分ほど時間が余るようになりました。共通テストに出てくる英単語は基本的に全てが分かるようになりますが、二次試験の英語はそうはいきません。『Rise2』(基礎レベル)からはじめて、『速読英単語(上級編)』まで段階的にレベルを上げていったことで、意味の分からない単語が含まれている時に推測をしながら読む練習ができました。英語は一年を通して松濤舎の課題のみをやりました。
数学の勉強で重要だったこと
一番の苦手科目だった数学ですが、FGを2周した時点で偏差値68が出ました。FGをやる時に意識したことは、一周目ではわからない問題に出くわしたらpointを確認して印を付け即座に飛ばし(どこが出来ないのかを見つけることが目的だったため)、二周目以降は本番に類題が出た時に何を覚えておけば解けるかを考えるようになりました。闇雲に問題を解いていくのでは無く、問題文を見てこういう方針がでできそうだなというのが思いつけるようにしました。
また、松濤舎のオリジナル教材『樹形図の森』は好きな参考書の一つで、確率の問題を見たらまず樹形図を書き出すことでパターンに気づき問題を解けるようになりました。
数学も一年を通して松濤舎の課題のみをやりました。
化学の勉強で重要だったこと
もともと化学の無機・有機に苦手意識があったのですが、二次試験直前には教科書傍用問題集である『エクセル化学』を瞬殺できるレベルまで詰め込みました。苦手分野から逃げず全てを万遍なく学習することが重要だと思いました。また、暗記分野に関しては、二ヶ月前はあんなに出来たのに出来なくなってるといったことが起こり得ます。入試の日まで継続的に知識を入れ続けることが大事だと思います。
物理の勉強で重要だったこと
単語の定義をしっかりと理解することです。例えば、電位って何?と聞かれて、答えられますか? あるいは電位のイメージがハッキリしていますか? 私自身はこれを聞かれた時に困りました。また、ドップラー効果の捉え方が甘かったところを模試で突かれ、暗記的にドップラー効果を学んでいた私には回答が思いつきませんでした。現象や単語の理解をイメージするために『宇宙一わかりやすい高校物理』という参考書を利用しました。イメージが確立されていないと、二次試験の角度の変わった問題に対してなす術が無くなります。
話が少し変わりますが、物理に関しては出願校を決める際に二次試験の試験時間の長さも考慮すると良いです。私は計算ミスが多く模試で大問の序盤でミスをし、なだれ的に失点ことがよくありました。富山大学を受験した理由の一つはここで、理科の試験時間が長いので計算をし直す時間がしっかりあります。計算ミスに不安がある方は試験時間も意識して受験校を選ぶのも良いかもしれません。
以下の指導のどんな点がよかったですか?
個別の課題作成
一年を通して松濤舎に作成して頂いた課題をやりました。模試の結果を受けて私に合わせた課題を作成してもらい、それをひたすらこなしました。週一の面談時に、今週はここを重点的にやりたいなどの希望を伝えて特定の分野を強化することもありました。プロの方に課題を作成してもらえることの最大の強みは、志望校に合格するためにやるべき参考書を、現時点の自分の学力に合わせて選んでもらえることです。自分の立ち位置を正確に把握して、適切な参考書を使って合格に必要な学力まで成績を伸ばしていくのは決して容易ではありません。私と同じように宅浪の方で、何を勉強していけばいいのか迷っている方は松濤舎に相談してみることをお勧めします。
週1面談・電話サポート
私は地方に実家があり、都内の塾まで通塾することができなかったので、通塾コース(遠隔)で週一の面談を行いました。宅浪生活は自分のモチベーションとの勝負だと思います。私自身が何度もやる気を失いかけましたが、毎週やってくる面談のたびに気持ちが引き締まりました。
一浪目は高校時代の友人らも浪人をしており、私自身は駿台に通っていたので仲間が多く、メンタルが落ち込むタイミングが一度も無かったのですが、二浪目はそうではありませんでした。成績を競ったり、進路が順調なのかどうかを確かめ合ったりする仲間がいななかったからです。
しかし、私は船登先生を信頼し切っていたので、自分は着実に医学部合格に近づいているんだという気持ちだけは持ち続けることができました。共通テストで想定していたよりも点が取れず、メンタルが落ち込んでしまった時にも支えていただきましたし、二次試験の前日の面談で先生が「全統模試の成績的に大丈夫だよ」と言ってくれたことが当日の自信になりました。試験場の空気に飲まれず、こいつらより俺の方が賢いなくらいに思っている方が力が出せます。
志望校決め・進路相談
私は共通テストが上手くいかなかったので、共通テスト後に受験校を変える必要がありました。様々な大学の過去問を解いていき、その都度自己採点を船登先生に伝え最適な受験校を決められました。松濤舎の卒業生達の開示した点数や私の学力を考慮して判断してもらうことができます。二次試験の問題は大学毎に特色が異なるので、いろんな大学の過去問に触れることが大切です。
合格の鍵を握っていたのは何だったと思いますか?
合格に必要な偏差値に到達するためだけの勉強をしていました。そのために基礎を徹底しました。私の学力を超えた参考書を学習し、合格者も落としているような問題を解くことにあまり意味が無いからです。
国公立の医学部は一年で一校しか受験できないため、成績に安定感が無ければ合格まで時間がかかってしまいます。私立医学部の受験が金銭面で厳しい方も多いと思います。とすると、一年に一度のチャンスで合格を掴むためには安定感が何よりも大事です。
例えば偏差値65の大学を目指す場合、模試の回によっては70近くの偏差値が取れるけど60〜62.5もとってしまう事もある人よりも、常に65を取り続けられる人の方が安定して合格できると思います。もちろん前者で合格していく人もいますが、それでは本番の試験問題との相性が良いか悪いかの運ゲーになってしまいます。その運ゲーに一年をかけられますか?
安定した成績を取るためにした勉強とは、教科書傍用問題集の徹底です。合格者がみんな出来ている基礎レベルの問題を確実に得点できる力を付けておくことで、下振れてもこの成績は下らないという基準ができます。また教科書傍用問題集は問題数が多く、網羅的に全ての分野を偏り無く学習できます。
松濤舎では「この問題集がクリアできれば、全統記述模試でこの偏差値が取得できる」という目安が公開されています。基礎的なレベルから着実に参考書をこなして、記述模試でその偏差値が取れたことを確認してまた次のレベルへと移ることを繰り返します。
二次試験では例年よりも数学が難しく、初めは手が止まってしまいました。しかし、今年は全ての分野を万遍なくやり切ったという自信があったので、「合格者もここはできてないだろうな」と思うことができ、落ち着けました。そして合格者はしっかりと得点しているだろう問題を確実に取りました(この判断ができるようになることも大切だと思います)。もし基礎力が不足していて、取るべき問題までも落としてしまっていたり、取れるはずのない問題に多くの時間を費やしていたらと思うとゾッとします。
これから受験する人へのアドバイス
私は一浪目を駿台で、二浪目を松濤舎で過ごしました。一浪時は成績に安定感が無く、得意な分野が出れば模試の成績も良いのですが、苦手な分野が出ると別人のように成績を落としてしまうことがありました。これは演習力不足が大きな原因であると思っています。駿台では、多くの人が自分に必要の無い授業を切る中で、私はほぼ全ての授業にしっかりと出席するという逆張りをしていました(それが正しいと思っていました)。しかしそれでは授業を受けただけの分野が出てきてしまい、授業で得たものを自分の中に定着させるための演習時間が不足してしまいます。中には全ての授業に出つつ、自習時間もしっかりと確保している超人的な浪人生もいましたが、自分にその能力はありませんでした。
二浪目をどこで過ごすかを考えた時、駿台は通年の進路が決まっているので、自分の不得意分野にしっかりと時間を割ける塾に通いたいと思ったのが、松濤舎に入塾したきっかけです。せっかく駿台に通っていながら必要な授業以外出ないのは勿体無いなと思いましたし、自分が必要の無いと思っている授業が本当は必要だったりすることがあり得たので、松濤舍に変えました。
松濤舎ではやる気さえあれば確実に成績を伸ばせます。そのためにはしっかりと船登先生の指示を守ることが大切です。特に昨年の私のように一年浪人してみてダメだった人や、それ以上浪人している人は今のやり方(我流)が正しく無い可能性があります。宅浪では方針の設定や進度の把握が難しいです(このままで間に合うのか、このやり方が合っているのかなど)。
プロの方に自分の勉強の方法や進捗、模試の成績を見てもらい、アドバイスを貰って修正を繰り返すことで合格への道を辿ることができます。

