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【決定版】『ストーリーでわかる世界史探究』の使い方とレベル

[推奨]松濤舎の指定問題集です。

『ストーリーでわかる世界史探究』を使った合格実績

松濤舎での合格実績を以下に記載します。

・医学部医学科

大阪大学、東京科学大学、横浜市立大学、千葉大学、筑波大学、広島大学、金沢大学、新潟大学、熊本大学、信州大学、岐阜大学、浜松医科大学、鳥取大学、愛媛大学、大分大学、福島県立医科大学、群馬大学、高知大学、宮崎大学、香川大学、富山大学、弘前大学、秋田大学、慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学、国際医療福祉大学、自治医科大学、昭和大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、帝京大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学 など

・他学部

東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、東北大学、一橋大学、神戸大学、慶應義塾大学、早稲田大学 など

※代替可能な問題集を使った合格実績も含む。

『ストーリーでわかる世界史探究』の特徴

マクロ的視点からの詳しい説明

教科書には載っていないが、特に東大の世界史をクリアするために不可欠なマクロの視点からの因果関係(流れ)の説明が非常に充実しています。

例えば、モンゴル帝国の繁栄の裏にある銀の大循環網についての記述は教科書でもあまり取り上げられていませんが、過去に東大で出題されており、『ストーリーでわかる世界史B』にはこの社会経済的な特徴を明確に説明しています。

詳細な知識も兼ね備えている

また、詳細な用語についても言及されており、赤シートで隠してテスト形式で勉強することもできるので、上位私大にも対応できるようになっています。

『ストーリーでわかる世界史探究』と『これならわかる!ナビゲーター世界史B』の比較

『これならわかる!ナビゲーター世界史B』は、あくまで教科書をわかりやすくかみ砕いて説明した参考書です。入門書としては最適ですが、上位校受験生が辞書として利用するには不十分です。学校の授業を聴き、基本的な流れが掴めている人であれば、『これならわかる!ナビゲーター世界史B』は特に不要でしょう。

ただし、参考書は問題集とは異なり消化不良にはならないため、大筋を掴むために『これならわかる!ナビゲーター世界史B』を持っておくことは有益です。

『ストーリーでわかる世界史探究』と『荒巻の新見取り図』との比較

『荒巻の新見取り図』は、一般的な国公立の論述を志向した説明で、網羅性と説明の詳しさにおいては『ストーリーでわかる世界史B』に軍配が上がります。

例えば東大でも2018年にジェンダー史を出題しており、こういったイレギュラーな問題にも『ストーリーでわかる世界史B』であれば対応できますが、『荒巻の新見取り図』では厳しかったのではないかと思われます。

『ストーリーでわかる世界史探究』の対象

上記を踏まえ、本書の対象は下記大学となります。

・個別試験で世界史Bの論述が必要な上位国立大:東京大学、一橋大学
・細かい用語知識が要求される上位私大:慶応義塾大学、早稲田大学上位学部(政治経済学部、法学部など)

上記以外の大学でも辞書的に使用できるため、購入しておいて損はありません。

『ストーリーでわかる世界史探究』の位置づけ

東京大学、一橋大学

何にせよ教科書ベースで進めていくべきですが、辞書的に利用したり、流れを掴む補助教材として使用しましょう。

慶応義塾大学、早稲田大学上位学部

過去問と併用し、細かい知識のインプットをしていきましょう。

『ストーリーでわかる世界史探究』の使い方(上位国立大志望生向け)

まずは、一問一答系の問題集で知識を身につけてください。

続いて、本書『ストーリーでわかる世界史B』を通読し、主に地理的・空間的に大きな流れについての説明を熟読します。本書には、東京大学や一橋大学の長文記述問題で求められるマクロの視点からの説明や、その背後にある社会経済的な動きやヒト・モノ・カネの流れが示されています。

論述が必要な国公立の場合、過去問の前に『世界史論述練習帳new』を使って、記述の書き方を学びましょう。

最後に、過去問に挑戦します。過去問の解答解説については青本(駿台文庫)がおすすめです。出題されたテーマに関する非常に詳細かつ視野の広い解説がなされており、『ストーリーでわかる世界史B』との互換性も良いです。青本の解説は読み流すのではなく、一つの参考書として使うのが良いでしょう。

『ストーリーでわかる世界史探究』の使い方(上位私大志望生向け)

一問一答系の問題集で知識を入れた上で、本書の太字(細太字まで)も暗記します。途中にある地図についてもよく確認するようにしましょう。

その後、過去問演習に入ります。どれくらいのレベルの用語が求められるのかを確認するためにも、過去問には早めに入るとよいでしょう。

『ストーリーでわかる世界史探究』の習得レベル

レベル1:ひと通り読んだ

※参考書なので習得レベルは1段階のみとなります。

『ストーリーでわかる世界史探究』に関するQ&A

『ストーリーでわかる世界史探究』はどのような参考書ですか?
『ストーリーでわかる世界史探究』は、大学入試に特化した世界史の参考書で、マクロ的視点から歴史の因果関係を詳しく解説しています。特に東京大学や一橋大学の受験に役立つ内容が充実しています。
この参考書はどのレベルの受験生に向いていますか?
本書は、難関国立大学や難関私立大学を目指す受験生に最適です。特に、東京大学や一橋大学のように、詳細な知識と論述力が求められる大学に向いています。
『ストーリーでわかる世界史探究』の特徴は何ですか?
本書は、教科書には載っていない詳細な因果関係や社会経済的な視点を提供し、歴史の流れを理解するのに役立ちます。また、赤シートを使ったテスト形式での学習も可能です。
他の参考書と比べてどのような違いがありますか?
『ストーリーでわかる世界史探究』は、特に難関大受験生向けに設計されており、網羅性と詳細な説明に優れています。他の参考書に比べ、深い理解を促す内容が特徴です。
どのようにこの参考書を使うべきですか?
まず一問一答系の問題集で基礎知識を固め、その後本書を通読し、マクロ的視点からの歴史の流れを理解することが推奨されます。過去問演習も並行して行うと効果的です。
本書の目次にはどのような内容がありますか?
本書は古代から現代までの歴史をカバーしており、オリエント文明や中世ヨーロッパ、近代の国民国家形成など、多岐にわたるテーマが含まれています。
どのような大学に対応していますか?
本書は、東京大学や一橋大学などの難関国立大学、慶応義塾大学や早稲田大学の上位学部に対応しています。辞書的に使用することも可能です。
受験生はどのような知識を身につけるべきですか?
受験生は、歴史の流れや因果関係を理解し、詳細な用語知識を身につけることが重要です。本書を通じて、論述問題に対応できる力を養うことができます。
『ストーリーでわかる世界史探究』を使う際の注意点は?
本書を使用する際は、基礎知識をしっかりと固めた上で、内容を深く理解することが重要です。また、過去問との併用が効果的です。
どのようにしてこの参考書を最大限に活用できますか?
本書を最大限に活用するには、まず基礎を固め、次に本書を通読し、理解を深めることが大切です。さらに、過去問演習を通じて実践力を高めることが推奨されます。

『ストーリーでわかる世界史探究』の目次

古代・中世・近世

目次
第1章オリエント・インドの古代文明
第2章古代の地中海世界
第3章古代の東アジア史
第4章中世ヨーロッパ
第5章東アジア世界の変容
第6章イスラーム世界
第7章近代ヨーロッパの幕開け

近代・現代

目次
第1章国民国家の形成
第2章列強の侵略とアジアの変革
第3章帝国主義と第一次世界大戦
第4章戦間期と第二次世界大戦
第5章戦後の世界