spell
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
spellのコアイメージは「個々の要素を順番に並べて、ある全体を形作る」こと。文字をひとつひとつ順番に並べてスペルを作る行為が原義で、ここから「つづる」という意味が生まれた。さらにこのイメージが抽象化されると、複数の要素(状況・行為)が順番に積み重なって「〜という結果を招く/〜を意味する」という意味に広がる(例:Drought spells disaster. 干ばつは惨事を意味する)。また名詞としては「魔法の呪文(言葉を並べてかける)」や「一定期間・ひとしきり(時間の連続)」という意味も持つ。見かけは全く違う意味でも、「要素が順に連なって何かを生み出す」という根っこは共通している。
2意味一覧
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動詞
(文字を)つづる、スペルを言う/書く
文字を一つひとつ順番に並べて単語を構成するというまさにコアイメージそのもの。 -
動詞
〜という結果になる、〜を意味する(招く)
複数の要素や状況が積み重なって「これはこういう意味だ」と指し示すイメージ。文字が並んで単語の意味を作るのと同じ構造。 -
名詞
魔法、呪文、魔力
言葉(文字)を特定の順番で並べることで力を持つとされたのが「呪文」。「言葉を並べる」コアイメージの古い用法。 -
名詞
(ある天候・活動などの)一定期間、ひとしきり
時間の単位が連続して並ぶイメージ。a spell of hot weather(猛暑が続く期間)のように、同じ状態が続く「ひとまとまりの時間」を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「spell=つづる」だけで覚えてしまい、spell disaster(惨事を招く)のような「〜という結果をもたらす」という重要用法を読み飛ばしがち。文脈上、後ろに名詞が来て「〜を意味する」と訳すべき場面でも、無理につづる意味に引き寄せてしまうミスに注意。
名詞の spell(一定期間・呪文)は同一単語と気づきにくい。a spell of〜(〜が続く期間)はニュース・文学で頻出のフレーズなのに、別単語と思い込んで意味を取り違えるケースが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| signify | 「〜を意味する」の意味では近いが、signifyは抽象的なシンボルや記号が何かを表すニュアンスが強く、spell のような「悪い結果を招く」という含意はない。 |
| mean | 最も汎用的な「〜を意味する」。spellは特に「深刻な結果をもたらす」という文脈で使われることが多く、mean よりも運命的・決定的なニュアンスが強い。 |
| enchantment | 名詞「魔法」の意味では類義語だが、enchantmentは魅了・うっとりさせる魔力のニュアンスが強く、spellより温かみや美しさがある。 |
対義語: unspell(魔法を解く)、avert(結果を避ける)
6派生語・関連語
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spelling
名詞
つづり方、スペリング -
spellbound
形容詞
魔法にかかった、魅了された、釘付けになった -
spellcheck
名詞/動詞
スペルチェック(機能)、スペルを確認する -
misspell
動詞
つづりを間違える
7コロケーション
- spell disaster / trouble / doom(惨事・問題・破滅を招く)
- cast a spell on 〜(〜に魔法をかける)
- a spell of 〜(〜が続く一定期間:a spell of bad weather)
8確認テスト
“For small businesses, a sudden rise in interest rates could spell ruin.”
① 金利の急上昇のつづりを確認する
② 金利の急上昇が破滅を招くことになりかねない
③ 金利の急上昇という一定期間が続く
④ 金利の急上昇に魔法をかける
②。spell + 名詞で「〜という結果をもたらす/招く」という意味になる。文字を並べて意味を作るコアイメージが、「状況が積み重なって深刻な結果を指し示す」へと広がった用法。ビジネス・経済記事で頻出の重要表現。
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