dye
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
dyeのコアイメージは「色素(染料)を素材の内部まで浸透させ、色を定着させる」こと。表面に塗るだけでなく、繊維や髪の構造の中に色が入り込むイメージが核心にある。これがpaintやcolorと決定的に異なる点で、洗っても落ちないほど素材と一体化する「染め」を指す。動詞として使われると「(髪・布などを)染める」となり、名詞として使われると「染料・染め液」そのものを指す。素材に色素が「しみ込んで変化する」という一方向の不可逆なプロセスが根底にあるため、一度染めたら元に戻しにくいという含意も自然と生まれる。
2意味一覧
-
動詞
(髪・布・革などを)染める、着色する
色素を素材の内部まで浸透・定着させるプロセスそのもの。表面を塗るのではなく、素材の一部として色が根付くイメージ。 -
名詞
染料、染め液
「染める」という行為を実現するための液体・色素物質。コアイメージの「色素を浸み込ませるもの」が名詞化した形。 -
動詞(自動詞)
(素材が)染まる、色が入る
主語が染められる側になるパターン。「This fabric dyes easily(この布は染まりやすい)」のように、素材が色素を受け入れる性質を述べる用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
dieとのスペル・発音の混同に注意。どちらもdάɪと発音するが、dieは「死ぬ」、dyeは「染める・染料」。過去形もdieはdied、dyeはdyedと区別される。
paintやcolorと混同しないこと。paintは表面に塗料を「塗る」(落とせる)、colorは色を加えるという広義の行為全般を指すが、dyeは色素が素材内部に浸透・定着するプロセスに限定される。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| stain | 木材や革などに色素を染み込ませる場合に使うが、汚れ・しみという含意もある。dyeより偶発的・副次的なニュアンスが出ることがある。 |
| tint | 色を薄く加える、ほんのり着色するイメージ。dyeほど深く・完全に染まらず、半透明に色づける場合に使われる。 |
| color / colour | 色を加える行為全般を指す広い語。dyeは素材内部への浸透・定着を含意するが、colorはそのような条件を問わない。 |
対義語: bleach(脱色する)、fade(色あせる)
6派生語・関連語
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dyed
形容詞
染めた、染色された(例:dyed hair=染めた髪) -
dyeing
名詞・動名詞
染色(行為・工程) -
dyer
名詞
染色業者、染め師 -
dye-hard
形容詞(慣用句的)
※dyed-in-the-woolの形で「筋金入りの、頑固な」の意味で使われることが多い
7コロケーション
- dye one’s hair(髪を染める)
- natural / synthetic dye(天然/合成染料)
- dye a fabric red(布を赤く染める)
8確認テスト
“The jeans were dyed with indigo and have a deep, rich color.”
① ジーンズにインディゴが塗られており、深みのある豊かな色をしている。
② ジーンズはインディゴで染められており、深みのある豊かな色をしている。
③ ジーンズはインディゴで描かれており、鮮やかな色をしている。
④ ジーンズにインディゴが混ざっており、暗い色になっている。
②が正解。dyeは色素を素材の内部まで浸透・定着させる「染め」を意味するため、「塗る」(①)や「描く」(③)とは異なる。インディゴ染料がデニム繊維の中に染み込んで定着しているイメージがdyeのコアであり、「染められた」と訳すのが最も自然。
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