restrict
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
restrictはラテン語の「re-(後ろへ)+stringere(縛る・締める)」に由来する。コアイメージは「ロープで引っ張り、動ける範囲に境界線を引いてそこに留める」こと。物理的な移動範囲だけでなく、権利・情報・行動・量など、あらゆる「広がろうとするもの」に対して「ここまでしか行けない」という限界を設ける行為全般に使われる。禁止(ban/prohibit)とは異なり、「ゼロにする」のではなく「許容範囲を狭める・絞る」ニュアンスが核にある。この感覚を掴むと、「制限する」以外の訳語も文脈から自然に導き出せる。
2意味一覧
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動
(範囲・量・行動などを)制限する、限定する
自由に広がれるものに境界線を引き、「ここまで」と縛るのがコアイメージ。最も基本的な用法。 -
動
(ある人・集団を)~に限る、~だけに絞る
「この境界の中にいる人だけ」と対象そのものを絞り込む使い方。restrict A to B(AをBに限定する)の形でよく現れる。 -
動
(情報・区域などへのアクセスを)制限する、立ち入り禁止にする
「外部からその境界には入れない」という方向で境界線が働く用法。restricted area(立入禁止区域)などが典型例。
3例文
4よくある間違い・注意点
prohibit(禁止する)との混同に注意。prohibitは「完全にゼロにする・禁じる」のに対し、restrictは「範囲を狭める・絞る」だけで完全禁止ではない。例えば restrict smoking(喫煙を制限する)は喫煙可能な場所を限定するだけだが、prohibit smoking は喫煙そのものを禁じる。
restrict A to B の形を覚えておくと応用が効く。「AをBに限定する」という意味で、例えば restrict access to members(アクセスをメンバーに限定する)のように使う。toを忘れたり、limitと混同して使い方を誤りやすい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| limit | limitは「上限・数値的な境界」に焦点が当たりやすく、limit speed to 60km/hのように数字と組み合わせやすい。restrictは「行動・アクセス・権利」など抽象的な範囲を縛るニュアンスが強い。 |
| confine | confineは「物理的・空間的に閉じ込める」イメージが強く、人や動物を特定の場所に閉じ込める文脈に多い。restrictより「逃げ出せない閉塞感」がある。 |
| regulate | regulateは「規則・ルールによって管理・調整する」ニュアンスで、restrictより中立的。規制というより「適切に整える」感覚が強い。 |
| curb | curbは「手綱を引いて抑える」イメージで、勢いや増加傾向にあるもの(感情・支出・犯罪など)を抑制するニュアンス。restrictより「増勢を食い止める」感が強い。 |
対義語: allow、permit、expand、liberate
6派生語・関連語
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restriction
名
制限、規制、制約
-
restricted
形
制限された、限定された、立入禁止の -
restrictive
形
制限的な、制約を課す(傾向にある) -
unrestricted
形
制限のない、自由な
7コロケーション
- restrict access to ~(~へのアクセスを制限する)
- restrict A to B(AをBに限定する)
- strictly restricted(厳しく制限された)
8確認テスト
“The new diet plan restricts her calorie intake to 1,500 per day.”
① 彼女のカロリー摂取を1日1,500に禁止している
② 彼女のカロリー摂取を1日1,500に限定している
③ 彼女のカロリー摂取を1日1,500から解放している
④ 彼女のカロリー摂取を1日1,500に増やしている
②「限定している」が正解。restrict A to Bの形で「AをBという範囲に縛る」のがコアイメージ。①のprohibitと違いゼロにするわけではなく「1,500という境界線を設ける」こと。③④はコアイメージと逆方向なので明らかに誤り。
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