traffic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
trafficのコアイメージは「人・モノ・情報が行き交う流れ」です。道路上の車の往来(交通)が最も身近な意味ですが、それだけではありません。商品や情報が人と人の間を「行き来する」ことも同じイメージで捉えられます。かつては商業・取引の意味が中心でしたが、現代では道路交通の文脈が圧倒的に多くなっています。違法薬物の密売をdrug traffickingと言うのも、「禁じられたものが裏で行き交う」という同じ流れのイメージです。「流れているもの」の量や状態にフォーカスする点が特徴で、heavy traffic(激しい交通量)のように、その密度・量を問題にするときによく使われます。
2意味一覧
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名詞
(道路・空・海上などの)交通、往来、交通量
道路上で車や人が「行き交う流れ」そのもの。量・状態を指す不可算名詞として使われることが多い。 -
名詞
(商品・情報などの)取引、売買、輸送、運輸
商品やサービスが人と人の間を「行き来する」流れ。drug traffic(麻薬密売)など、違法な取引にも使われる。 -
名詞
(通信・ネットワーク上の)トラフィック、データ通信量
インターネット上でデータが「行き交う流れ」。web traffic(ウェブへのアクセス数)など、現代的な用法。 -
動詞
(違法に)取引する、売買する
もの・情報を不正に「行き来させる」行為。traffic in drugs(麻薬を売買する)のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
trafficは不可算名詞なので、×a traffic や ×traffics とは言わない。「渋滞」はa traffic jam(可算)であって、traffic単独では「交通量・往来」全般を指す。
「交通事故」はa traffic accidentだが、trafficには「事故」の意味はない。transport(輸送手段・システム)やtransportation(輸送全般)とも混同しやすいが、trafficは「流れの量・状態」、transportは「移動の手段・仕組み」に焦点がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| transportation | 「輸送の仕組みや手段」全体を指す。trafficが「流れの量・状態」なのに対し、transportationは「どうやって運ぶか」のシステムに焦点がある。 |
| trade | 「取引・商業」の意味ではtradeと重なるが、tradeは合法的な商業取引が中心。trafficは違法な取引や密売のニュアンスを持つことが多い。 |
| congestion | 「混雑・渋滞」の状態そのものを指す。traffic congestion(交通渋滞)のようにtrafficと組み合わせて使われることも多い。 |
対義語: isolation(孤立)、standstill(完全停止)
6派生語・関連語
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trafficking
名詞・動名詞
(違法な)人身売買、密売、取引 -
trafficker
名詞
(違法な)密売人、売人 -
traffic jam
名詞(句)
交通渋滞 -
air traffic
名詞(句)
航空交通(量)
7コロケーション
- heavy / light traffic(交通量が多い/少ない)
- traffic jam(交通渋滞)
- drug trafficking(麻薬密売)
8確認テスト
「The government is taking steps to combat human trafficking in the region.」
① 交通渋滞
② 人身売買
③ 輸送手段
④ 通信量
② 人身売買。human traffickingは「人間を商品のように行き来させる(売買する)」行為を指す。trafficのコアイメージである「行き交う流れ」が違法な文脈に転用されたもので、文脈上「交通」や「通信量」では意味をなさない。combatという動詞(戦う・取り締まる)からも、違法行為であることが読み取れる。
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