trade
【動】貿易する、取引する、交換する
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
tradeのコアイメージは「何かを渡し、何かを受け取る双方向のやり取り」です。お金でモノを買う・売る、スキルや労働を提供して報酬を得る、モノとモノを直接交換する――これらすべてに「給付と反対給付」の構造があります。国家間のやり取りが「貿易」、個人間のモノのやり取りが「交換」、特定の技術を提供し続ける生業が「職業・業種」になるのも、すべてこの「対価を伴う双方向の交換」というイメージから派生しています。jobやworkと違い、tradeが職業を指すときは「手に職をつけた技能職」のニュアンスが強いのも特徴です。
2意味一覧
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名
貿易、通商
国家・地域間で商品やサービスを双方向に交換することが「貿易」。まさにコアイメージの大規模版。 -
名
取引、商売
お金と商品・サービスを交換する日常的な商取引全般を指す。「やり取り」のイメージがそのまま当てはまる。 -
名
職業、(特に手に職のある)業種
特定の技能を社会に「提供」し続ける生業という意味。技術と報酬を交換し続ける行為が職業になったと考えると納得できる。 -
動
貿易する、取引する
国・企業間で商品・サービスをやり取りする行為を動詞化したもの。 -
動
(モノと別のモノを)交換する
お金を介さずモノ同士を直接交換することもtradeの守備範囲。「A for B」の形でよく使われる。 -
動
(株・通貨などを)売買する
金融市場での売り買いも「交換のやり取り」であり、tradeが頻繁に使われる。見落とされがちだが重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
tradeが「職業」の意味で使われるとき、jobやoccupationと違い「職人的・技能的な仕事」を指すことが多い。例えば「plumbing is a skilled trade(配管工は熟練技能職だ)」のように使われる点に注意。
「trade A for B(AをBと交換する)」の語順を逆にしやすい。「AをBと取り替えたい」なら trade A for B であり、trade B for A ではないことを確認しよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| exchange | モノや情報を「入れ替える」イメージが強く、金銭的利益よりも「対等な置き換え」のニュアンス。tradeは対価・利益を意識した商業的色彩が強い。 |
| commerce | 主に名詞で「商業・通商」全体を指す大きな概念語。tradeより抽象的・制度的で、日常会話では使われにくい。 |
| deal | 取引の「合意・条件」に焦点が当たる。tradeが「やり取りそのもの」を指すのに対し、dealは「まとめた契約・条件」に重点を置く。 |
対義語: autarky(自給自足)、hoard(ため込む)
6派生語・関連語
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trader
名
貿易商人、トレーダー -
trading
名・形
取引(すること)、貿易の -
trademark
名
商標、トレードマーク -
trade-off
名
トレードオフ、(一方を得るための)妥協・交換条件
7コロケーション
- free trade(自由貿易)
- trade A for B(AをBと交換する)
- trade deficit / surplus(貿易赤字 / 黒字)
8確認テスト
“She decided to trade her old smartphone for a newer model at the store.”
① 彼女は店で古いスマートフォンを新しい機種と交換することにした。
② 彼女は店で古いスマートフォンを新しい機種と比較することにした。
③ 彼女は店で古いスマートフォンを新しい機種に修理してもらうことにした。
④ 彼女は店で古いスマートフォンを新しい機種のために処分することにした。
①。「trade A for B」は「AをBと交換する」という意味の重要表現。古いモノを渡して新しいモノを受け取るという「対価を伴う双方向のやり取り」がコアイメージそのままに表れている。②の「比較」③の「修理」④の「処分」はいずれもtradeのコアイメージ(交換・やり取り)とは無関係。
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