wheat
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
wheatとは、小麦という穀物そのものを指す名詞で、コアイメージは「人類の食文化・農業・生活の基盤となる穀物」である。小麦は世界各地でパン・パスタ・麺類などの主食に加工され、農業社会の根幹をなしてきた。英語圏では小麦が日本における米と同様の位置づけをもつため、wheatという語には「主食の源泉」「農業の象徴」というニュアンスが自然に備わっている。また「chaff(もみ殻・くず)」との対比で、wheatは「本質的に価値あるもの」の比喩としても使われることがある(例:separate the wheat from the chaff=価値あるものとないものを選り分ける)。こうした比喩用法も、コアイメージである「核となる実質的価値」から派生している。
2意味一覧
-
名
小麦(穀物)
人類の主食の基盤となる穀物そのもの。パン・パスタ・麺類など幅広い食品の原料となる、農業文明の象徴的存在。 -
名(比喩)
(くずに対して)本質的に価値のあるもの
小麦は脱穀によって無価値なもみ殻(chaff)と分けられる実質的価値の部分であることから、「本物・価値あるもの」の比喩として用いられる。
3例文
4よくある間違い・注意点
wheatは小麦という穀物そのもの(あるいは小麦の植物)を指し、小麦粉はwheat flour(またはflourだけでも可)と表現する。「wheat=小麦粉」と思い込むと誤解が生じる。
日本語の「穀物」に近い語としてgrainやcerealがあるが、wheatは穀物の種類の一つ(小麦)を指す固有名詞的な名詞。穀物全般をwheatで代用しないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| grain | 穀物・穀粒全般を指す上位概念語。wheat(小麦)はgrainの一種にすぎず、grainはrice・corn・barleyなども含む広い語。 |
| cereal | 食用穀物を指す語で、複数の穀物を総称する際に使う。wheatより学術的・商業的なニュアンスがある(例:cereal crops=穀物作物)。 |
| corn | 英国英語では穀物全般(特にその地域の主要穀物)を指すが、米国英語ではとうもろこしを指す。wheatと異なり地域によって指す作物が変わる点に注意。 |
対義語: chaff(もみ殻・くず)
6派生語・関連語
-
wheaten
形
小麦で作られた、小麦色の -
wheat flour
名
小麦粉 -
wheatgrass
名
小麦の若葉(健康食品として知られる)
7コロケーション
- wheat flour(小麦粉)
- wheat crop(小麦の作物・収穫)
- whole wheat(全粒小麦)
8確認テスト
「The committee needs to separate the wheat from the chaff among all the submitted applications.
」
①小麦と脱穀くずを仕分けること
②本当に価値ある応募と、そうでないものを選り分けること
③応募書類を小麦の袋に入れること
④全ての応募を平等に評価すること
②。この文ではwheat from the chaffは比喩表現で、「本質的に価値あるもの(wheat)」と「価値のないもの(chaff)」を選り分けるという意味。小麦脱穀の場面から来たコアイメージ(本物の価値ある実質=wheat)が比喩へと転用されている。①は比喩と気づかず文字通りに解釈した誤り。
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