deaf
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
deafのコアイメージは「音が届かない・遮断されている」状態です。最も基本的な使い方は「耳が聞こえない(聴覚障害がある)」という身体的な状態ですが、このコアイメージはそれにとどまりません。「deaf to ~」の形では「~の声・訴えに耳を貸さない」という意味になります。これは物理的に音が届かないのではなく、比喩的に「心が遮断されている」状態を表しています。つまり、外からの音や訴えが内側に「届いていない」という共通のイメージが、字義通りの聴覚障害から、比喩的な「無視・黙殺」まで貫いているのです。
2意味一覧
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形容詞
耳が聞こえない、聴覚障害のある
音が物理的に届かない・遮断された状態を指す、最も基本的な用法。「the deaf」で「聴覚障害者(たち)」という集合名詞的用法もある。 -
形容詞
(deaf to ~の形で)~に耳を貸さない、~を無視する
音が「心の中に届かない」という比喩的な状態。訴えや要求が遮断されているイメージで、物理的聴覚とは無関係に使われる重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「deaf」は聴覚障害を指し「mute(口がきけない)」とは別の単語です。かつて「deaf-mute(聾唖)」という表現もありましたが、現在は差別的とみなされることがあるため注意が必要です。また「dumb」も「口がきけない」という意味がありますが、現代では「バカな」の意味で主に使われます。
「deaf to ~」という比喩的用法を見落としがちです。「be deaf to criticism(批判に耳を貸さない)」のように、人物の態度を表す重要な慣用表現として大学受験でも頻出なので必ず押さえておきましょう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hard of hearing | 「聞こえにくい」という部分的・軽度の聴覚障害を指すより丁寧な表現。deafは完全に聞こえない状態や聴覚障害全般を指す。 |
| hearing-impaired | 医療・福祉の文脈で使われるより公式・中立的な表現。deafより改まった場面で使われる。 |
| oblivious (to) | 「気づいていない・無頓着な」という意味で、deaf toの比喩的用法と近いが、こちらは気づかないことに焦点があり、deafは意図的に遮断するニュアンスも含む。 |
対義語: hearing(聴力のある)、attentive(耳を傾ける)
6派生語・関連語
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deafen
動詞
耳を聞こえなくさせる、(音が)耳をつんざく -
deafening
形容詞
耳をつんざくような(大音量の) -
deafness
名詞
聴覚障害、難聴 -
deafly
副詞
耳を貸さずに
7コロケーション
- turn a deaf ear to ~ (~に耳を貸さない)
- deaf to ~ (~に無関心な・耳を傾けない)
- fall on deaf ears (無視される・聞き流される)
8確認テスト
“The manager remained deaf to all complaints from the staff.”
① 部長はスタッフからのすべての苦情が聞こえなかった。
② 部長はスタッフからのすべての苦情に耳を貸さなかった。
③ 部長はスタッフからのすべての苦情を聞いて驚いた。
④ 部長はスタッフからのすべての苦情に同意した。
②「be deaf to ~」は「~に耳を貸さない・無視する」という比喩的用法。部長の聴覚障害を述べているのではなく、苦情を意図的に遮断している態度を表しているため、「耳を貸さなかった」が最も自然。「remained deaf to」でその状態が続いていたことも表現されている。
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