official
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
officialのコアイメージは「権限や権威を持つ組織・機関が正式に認めた・承認した」というものです。語源はラテン語のofficium(職務・役職)で、「役職に基づく」という感覚が根底にあります。個人の意見や非公式なやりとりではなく、しかるべき立場や機関が「お墨付きを与えた」「公の場で認定された」という状態を指します。そのため形容詞としては「公式の・公認の」、名詞としては「その職務・役職を担う人=役人・高官」という意味が自然に生まれます。「表向きの」という訳が当てられることもありますが、これは「公の場では認められているが実態は別かも」というニュアンスが文脈に含まれる場合です。
2意味一覧
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形容詞
公式の、公認の
権限ある機関や立場から正式に認められた状態を指す。「お墨付きがある」というコアイメージがそのまま現れている。 -
形容詞
表向きの、名目上の
「公式に打ち出されている」という側面が強調されると、実態との乖離を含意することがある。「建前上は〜とされている」という文脈で使われる。 -
名詞
(政府・組織などの)役人、高官、担当者
「職務・役職を持つ人」という語源がそのまま名詞化したもの。公的な権限を持って職務を遂行する人物を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「公式の」と「公的な(public)」を混同しがち。publicは「広く一般に開かれている」というイメージで、officialは「権限ある機関が認定した」というイメージ。例えばpublic parkは「一般市民が使える公園」で、official documentは「正式な文書として認められた書類」を指す。
名詞officialを知らずに形容詞のみで覚えている学習者が多い。試験では’a government official’(政府高官)のように名詞で出題されることも多いので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| formal | 形式・礼儀・手続きに則っているというイメージ。officialが「権限による承認」に焦点を当てるのに対し、formalは「形式・格式が整っている」点に焦点を当てる。a formal ceremony(格式ばった式典)はformal、an official ceremony(公式の式典)はofficialが自然。 |
| authorized | 「許可・承認を受けた」という意味で近いが、authorizedは「特定の権限者から許可を得た」というプロセスに着目する。officialよりも具体的な承認行為を意識した語。 |
| public | 「一般に公開された・広く共有された」という意味。officialが「権威による承認」を軸にするのに対し、publicは「一般・社会全体に向けた」という開かれた方向性が軸になる。 |
対義語: unofficial、informal、private
6派生語・関連語
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officially
副詞
公式に、正式に -
officer
名詞
将校、警察官、役員(officialより具体的な職務・地位を持つ人物)
-
office
名詞
事務所、職、役職
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officiate
動詞
(式典・試合などで)職務を執り行う、司会・審判を務める
7コロケーション
- official announcement(公式発表)
- government official(政府高官)
- official statement(公式声明)
8確認テスト
The company’s official stance on the merger is that it will benefit all employees, though insiders say otherwise.
① 個人的な
② 表向きの
③ 最終的な
④ 積極的な
② 表向きの。文末の’though insiders say otherwise’(ただし内部の人間は別のことを言っている)という表現から、公式に発表されている立場と実態が異なることが示唆されている。officialは「権限ある組織が公式に打ち出した」というコアイメージを持つため、実態との乖離が文脈に含まれる場合は「表向きの」と訳すのが最も自然。
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