earnest
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
earnest のコアイメージは「表面だけでなく、内側から湧き出るほどの真剣さ・本気度」です。笑いや冗談の対極にある「心の底からの真剣さ」を指します。単に「まじめ」というと義務的・硬直的な印象を与えることがありますが、earnest にはそれ以上に「心が完全にそこに向いている」という温かみのある誠実さが伴います。また、名詞では「手付け金・前払い金」という意味もありますが、これは「本気である証拠として先払いする」という同じ根っこから来ています。in earnest(本気で・本腰を入れて)という熟語もこのコアイメージそのものです。
2意味一覧
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形容詞
まじめな、真剣な、熱心な
心の底からそのことに向き合っているイメージ。軽さやふざけが一切なく、内側から本気が滲み出ている状態を表す。 -
形容詞
(表情・態度が)重々しい、切迫した
本気度が高いほど、表情や語気にも重みが生まれる。「真剣な顔つきで」という文脈ではこの訳が自然になる。 -
名詞
手付け金、前払い(本気の証拠)
「本気であることを示すために先払いするもの」という発想から。in earnest の熟語も「本気で」という意味で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
serious との混同に注意。serious は「軽くない・重要である」という客観的な重さを強調するのに対し、earnest は「その人の内面から湧き出る本気・誠実さ」に焦点を当てる。例えば a serious problem(深刻な問題)には earnest は使えない。
in earnest という熟語を見落としやすい。副詞句として「本気で・本格的に」という意味で頻出し、大学入試でも狙われる表現。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| serious | 客観的・状況的な「重大さ・深刻さ」を指す。人の内面の誠実さよりも、物事の重みに使われることが多い。 |
| sincere | 「偽りのない・誠実な」という意味で近いが、sincere は「嘘をつかない誠実さ」に重点。earnest は「本気度・真剣さの強度」に重点がある。 |
| zealous | 「熱狂的なほど熱心な」という意味で、earnest より情熱・エネルギーの強さに焦点。やや過剰な印象を与えることもある。 |
対義語: flippant(軽薄な)、frivolous(軽率な)、halfhearted(気乗りしない)
6派生語・関連語
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earnestly
副詞
まじめに、真剣に、心から -
earnestness
名詞
真剣さ、誠実さ、熱意
7コロケーション
- earnest appeal(心からの訴え)
- in dead earnest(大真面目に、本当に本気で)
- earnest desire(切なる願望)
8確認テスト
“The negotiations began in earnest after months of delay.”
① 交渉は数か月の遅延の後、誠実に始まった
② 交渉は数か月の遅延の後、本格的に始まった
③ 交渉は数か月の遅延の後、まじめに始まった
④ 交渉は数か月の遅延の後、真剣な顔つきで始まった
② 「in earnest」は「本気で・本格的に」という副詞句。ここでは人の表情や態度ではなく、交渉が「本腰を入れて・本格的に」動き出したという状況を指している。①③は人の姿勢・態度を表す訳になってしまい、④は earnest の形容詞的用法と混同したもの。コアイメージ「本気である」が状況に適用されると②が最も自然。
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