practice
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
practiceの語源はギリシャ語で「行動する・やり遂げる」を意味するpratteinに由来します。コアイメージは「頭の中にあるものを実際の行動に移す」こと。理想・理論・技術を現実世界に繰り返し適用するイメージです。「練習する」はスキルを現実の動作に繰り返し落とし込むこと、「実践する」は理念・知識を現実行動に移すこと、「業とする(職業として行う)」は専門知識を日々現実に適用し続けること。いずれも「頭の中→現実への落とし込み」という一本の軸で繋がっています。名詞では「練習」「実践」「慣行」「開業」など幅広い意味を持ちますが、すべてこのコアから派生します。
2意味一覧
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動詞
練習する、繰り返し訓練する
技術や知識を実際の動作として繰り返し落とし込んでいくのが「練習する」。頭でわかっているだけでなく体や行動に定着させようとするイメージ。 -
動詞
(信念・主義などを)実践する、実行に移す
理念や教えを現実の行動として落とし込むこと。「practice what you preach(言行一致)」という表現に典型的に表れる。 -
動詞
(医師・弁護士などが)業を営む、開業して従事する
専門的な知識を日々現実に適用し続けることが「職業として営む」につながる。practice medicine(医業を行う)、practice law(法律業を営む)が典型。 -
名詞
練習、訓練
動詞の「練習する」行為そのものを名詞化したもの。practice makes perfect(習うより慣れろ)のpractice。 -
名詞
慣行、習慣、慣例
繰り返し現実に落とし込まれ定着したものが「慣行・習慣」。common practice(一般的な慣行)のように使う。見落とされがちだが試験頻出の意味。 -
名詞
(医師・弁護士などの)開業、業務、事務所
専門知識を日々適用し続ける場・事業そのものを指す。a doctor’s practice(開業医の診療所)のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
名詞の「慣行・慣例」という意味を見落としがち。common practice / standard practiceのような形で頻出するため、「これは練習の話ではない」と気づけるよう意識しておくこと。
英米綴りの違いに注意。動詞・名詞ともに米語ではpractice、英語では名詞をpractice・動詞をpractiseと綴り分けることがある。大学入試では通常どちらも許容されるが知識として持っておきたい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| exercise | 身体的・精神的な能力を鍛えるために行う訓練・演習に焦点が当たる。practiceが「反復して定着させる」ニュアンスを持つのに対し、exerciseは「能力を引き出す・使う」イメージが強い。 |
| drill | 反復練習という点ではpracticeと近いが、drillは機械的・強制的な繰り返し(軍の訓練や語彙ドリルなど)のニュアンスが強く、より硬い文脈で使われる。 |
| implement | 「実践する・実行に移す」の意味ではpracticeと近いが、implementは計画や政策を具体的に「実施・実装する」に特化しており、より公式・組織的な文脈で使われる。 |
対義語: theory(理論)、neglect(怠慢、放置)
6派生語・関連語
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practical
形容詞
実践的な、実用的な
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practically
副詞
実際上は、ほとんど(≒almost)
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practitioner
名詞
(医師・弁護士などの)開業者、実務家 -
impractical
形容詞
非実用的な、実行不可能な
7コロケーション
- practice medicine / law(医業を営む/法律業を営む)
- put … into practice(〜を実践に移す)
- common / standard practice(一般的な慣行/標準的な慣例)
8確認テスト
“Paying interns below minimum wage has unfortunately become standard practice in some industries.”
① 練習
② 実践
③ 慣行
④ 開業
③ 慣行。industryの文脈でstandard practiceとあり、「ある業界で繰り返し定着した行動パターン」を指している。「練習」でも「開業」でも意味が通らず、「実践」では一回的な行為のニュアンスが強すぎる。standard practiceは「標準的な慣行・慣例」という決まったコロケーションで、コアイメージ「繰り返し現実に落とし込まれ定着したもの」が「慣行」として表れている典型例。
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