request
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
requestのコアイメージは「相手に対して正式・丁寧な形で自分の望みを伝える」こと。単なる「頼む(ask)」よりも、一定の礼儀や形式を踏んだニュアンスが強く、ビジネス・公的・サービス業の文脈でよく使われる。「強制」や「命令」ではなく、あくまで相手の意思を尊重しつつ望みを申し出る姿勢がある。動詞だけでなく名詞としても頻出で、「要請・申し出・リクエスト」といった意味になる。語源はラテン語の re-(再び)+ quaerere(求める)で、「改めて正式に求める」イメージが根底にある。
2意味一覧
-
動詞
(丁寧・正式に)要請する、依頼する、お願いする
相手への礼儀を保ちながら自分の望みを伝えるのがコアイメージ。日常的な「頼む」より改まったシーンで使われる。 -
名詞
要請、依頼、リクエスト
動詞と同じコアイメージが名詞化したもの。「正式な申し出・望み」という意味合いで、「at your request(ご要望に応じて)」のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
requestはaskより改まった表現なので、友人への気軽なお願いには不自然。「Could you pass me the salt?」のような場面でrequestは使わない。
名詞用法を見落としがち。「make a request(依頼する)」「at one’s request(〜の依頼で)」などの名詞コロケーションも重要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ask | 最も日常的・カジュアルな「頼む」。友人や家族への気軽なお願いから使えるが、requestほどの丁寧さ・正式さはない。 |
| demand | 強い権限や感情を伴う「要求する」。相手の意思をあまり尊重しない強制的なニュアンスがあり、requestの丁寧さとは対極。 |
| require | 「必要とする・必須とする」という意味が強く、規則・状況が主語になることが多い。requestのような「人が望みを伝える」感覚とは異なる。 |
対義語: demand(一方的な命令)、order(命令する)
6派生語・関連語
-
requested
形容詞・過去形
要請された、依頼された -
requesting
現在分詞・動名詞
要請すること、依頼しながら -
requester
名詞
依頼者、要請者
7コロケーション
- make a request(依頼する、要請を行う)
- at the request of 〜(〜の依頼で、〜の要望に応じて)
- request that S (should) V(SがVするよう要請する)
8確認テスト
“The airline requested that all passengers remain seated until the aircraft came to a complete stop.”
① 航空会社はすべての乗客に席に座るよう命令した。
② 航空会社はすべての乗客が完全に停止するまで着席されるようお願いした。
③ 航空会社はすべての乗客が席に残ることを強制した。
④ 航空会社はすべての乗客が席に残ることを希望した。
②が正解。requestは「相手の意思を尊重しつつ丁寧に望みを伝える」ニュアンスなので、「命令した(①)」や「強制した(③)」は強すぎる。「希望した(④)」は主体の意志が弱すぎ、正式な場での丁寧な依頼というニュアンスが消える。②の「お願いした」がコアイメージに最も近い自然な訳。
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