introduce
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
introduceはラテン語の「intro(中へ)+ ducere(導く)」に由来します。核心イメージは「外側にあるものを、ある空間・関係・領域の中へと送り込む」こと。人を紹介するのは「未知の関係の外側にいた人を、その輪の中へ導き入れる」行為。新制度を導入するのは「まだ存在していないものを、ある社会・場の中へ持ち込む」行為。議案を提出するのは「まだ議題の場にないものを、審議の場へ持ち込む」行為。すべて「外→中へ」という一本の軸でつながっています。日本語訳は文脈によって変わりますが、根底にあるこの方向性を意識することで、どんな場面でも意味が自然に導き出せます。
2意味一覧
-
動詞
(人を)紹介する、引き合わせる
それまで面識のなかった人を、既存の関係の「中へ導き入れる」ことで、新しい人間関係を生み出す行為。 -
動詞
(制度・技術・習慣などを)導入する、持ち込む
まだ存在していないものを、ある社会・組織・場所の「中へ持ち込む」ことで、それが初めてその場に根付く。 -
動詞
(法案・議題などを)提出する、提案する
議論の外側にあるものを、正式な審議の場の「中へ送り込む」ことで、議題として取り上げさせる。 -
動詞
(話題・章などを)始める、切り出す
まだ語られていないテーマを会話や文章の流れの「中へ引き入れる」ことで、新しい話題が場に登場する。見落とされがちだが、学術文章や面接など重要な場面で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
introduce A to B(AをBに紹介する)の語順に注意。「AをBへ導き入れる」という方向性を意識すれば自然に覚えられる。introduce B with A や introduce A for B と誤って使うケースが多い。
presentとの混同に注意。presentは「すでに場にいるものを前面に出して見せる」ニュアンスが強く、introduce の「外から初めて中へ持ち込む(初登場)」という初回性のニュアンスとは異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| present | 「すでに場に存在するものを正式に前面へ提示する」ニュアンスで、改まった・公式な場での紹介に使われやすい。introduceほど「初めて」という初回性は強くない。 |
| implement | 制度・計画などを「実際に実行・実施する」という意味で、導入後の実践段階に重点がある。introduceは「持ち込む・始める」段階に焦点があり、implementより前の工程にあたる。 |
| launch | 製品・サービス・キャンペーンなどを「世に送り出す」ニュアンスで勢い・公開性が強い。introduceより規模感や公式感を伴う場合が多い。 |
対義語: remove、withdraw
6派生語・関連語
-
introduction
名詞
紹介;導入;序論・はじめに
-
introductory
形容詞
入門の、導入的な、最初の -
intro
名詞(口語)
紹介;イントロ(曲・話の導入部)
7コロケーション
- introduce A to B(AをBに紹介する/AをBに導入する)
- introduce a bill(法案を提出する)
- introduce a new system(新しいシステムを導入する)
8確認テスト
“The senator introduced a bill to reduce carbon emissions.”
① その上院議員は、炭素排出量を削減する法案を紹介した。
② その上院議員は、炭素排出量を削減する法案を提出した。
③ その上院議員は、炭素排出量を削減する法案を導入した。
④ その上院議員は、炭素排出量を削減する法案を発表した。
正解:②
「法案(bill)」は審議される前は議会の「外側」に存在し、introduceすることで初めて審議の場の「中へ持ち込まれる」。日本語では「提出する」がこの文脈で最も自然。①の「紹介した」は人への紹介のイメージが強く不自然。③の「導入した」は制度を実施する段階のニュアンスで不適切。④の「発表した」はannounceに近く、introduceの「場の中へ持ち込む」方向性とはずれる。
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