bare
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
bareのコアイメージは「本来あるべき覆いや装飾が取り除かれ、むき出しになっている」状態です。肌に服がない「裸」も、家具のない「がらんとした部屋」も、飾りのない「ありのままの事実」も、すべて「何かが剥ぎ取られた、隠されていない」という同じ感覚から生まれています。さらに「必要最低限しかない、ギリギリの」という意味にも発展します。これは「余分なものが何もない」状態の延長です。日本語の「むき出し」「そのまま」「ほんのわずかな」といった訳語は、すべてこの一つのコアイメージから文脈に応じて生まれます。
2意味一覧
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形容詞
裸の、露出した
衣服や覆いが取り除かれ、肌や表面がむき出しになっている状態。コアイメージの最も直接的な表れ。 -
形容詞
ありのままの、包み隠さない
飾りや誇張といった「覆い」が何もなく、事実や真実がそのまま露わになっている状態。 -
形容詞
何もない、がらんとした
家具・装飾・中身など本来あるべきものが何も残っておらず、空っぽにむき出しになっている状態。 -
形容詞
必要最低限の、かろうじての
余分なものが一切なく、ギリギリの量しか残っていない状態。「the bare minimum(最低限)」など重要表現を生む。 -
動詞
(歯・感情などを)むき出しにする、さらけ出す
覆っていたものを取り除いてむき出しにするという動作。bare one’s teeth(歯をむく)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
bareとnaked・nudeを混同しやすい。bareは「何かが覆っていない部分的・局所的なむき出し」に使えるが(bare feet, bare arms)、naked・nudeは「全裸」のニュアンスが強い。したがって「素足」はbare feetと言えても、naked feetとは通常言わない。
発音がbear(クマ、耐える)と同音(béɚ)なので混同注意。スペルで意味を区別することが重要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| naked | 全身が覆われていない「全裸」の意味合いが強く、bareのように「足だけ」「腕だけ」という部分的な使い方には不自然なことが多い。感情的に無防備・無力というニュアンスも持つ。 |
| exposed | 「外部にさらされている」状態に焦点があり、保護や隠蔽がない脆弱さを強調する。bareより「リスクにさらされている」感が強い。 |
| plain | 「装飾がなくシンプルな」という意味で重なるが、plainは「質素・地味」という見た目の印象を表し、bareのような「覆いが取り除かれた」動的なニュアンスはない。 |
対義語: covered、clothed、decorated、elaborate
6派生語・関連語
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barely
副詞
かろうじて、ほとんど〜ない(barely enough で「ぎりぎり足りる」)
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bareness
名詞
むき出しの状態、何もない状態 -
barefoot
形容詞・副詞
裸足の(で) -
barefaced
形容詞
厚かましい、あからさまな(a barefaced lie:見え透いた嘘)
7コロケーション
- bare minimum(最低限、必要最小限)
- bare feet / bare hands(裸足 / 素手)
- bare one’s soul(心の内をさらけ出す)
8確認テスト
“He could barely hear the whisper across the room.”
① 彼はその囁きを部屋の向こうからはっきりと聞き取った。
② 彼は部屋の向こうの囁きがかろうじて聞こえた。
③ 彼はその囁きを全く聞き取れなかった。
④ 彼は部屋中に聞こえるほどの大きな囁きを聞いた。
②。barelyはbareの副詞形で、「余分なものが一切ない=ギリギリの」というコアイメージから「かろうじて〜できる」という意味になる。「ほとんど〜できない」に近いが完全にゼロではない、というニュアンスが重要。①はclearlyなどの訳、③はcouldn’t hear at allの訳、④は全く逆の意味で不適切。
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