gratitude
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
gratitudeのコアイメージは「他者から受けた親切・恵みに対して、心の内から湧き出る温かい感情的状態」です。ラテン語の gratus(喜ばれる、ありがたい)が語源で、単なる礼儀としての「ありがとう」(thanks)とは異なり、恩恵を受けたことへの深い感謝の「気持ちそのもの」を指します。動作ではなく感情・状態を表す名詞であるため、「感謝の気持ち」「謝意」「感謝の念」など、文脈に応じて訳し分けられます。日常的なお礼ではなく、心に刻まれるほどの感謝の重みを帯びた表現です。
2意味一覧
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名詞
感謝(の気持ち)、謝意
恩恵を受けたことへの内面的な温かい感情状態を指す。形式的な礼儀ではなく、心の底から感じる「ありがたさ」そのものがコアイメージ。 -
名詞
感謝の念(深く持続する感謝の態度)
一時的な「ありがとう」の言葉ではなく、相手への恩を心に持ち続ける態度・姿勢を表す場合にも使われる。日記や文章で自分の内省として語られる際のニュアンス。
3例文
4よくある間違い・注意点
gratitudeは感情・状態を表す名詞なので、不可算名詞として使うのが基本。×a gratitude とは言わず、○gratitude / a sense of gratitude / deep gratitude のように使う。
thankfulness や appreciation との違いに注意。thankfulness はやや日常的・宗教的な感謝、appreciation は価値を認識したうえでの感謝で知的ニュアンスが強い。gratitude は「恩を受けた」という恩義の感情を最も色濃く持つ。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| thankfulness | gratitudeより日常的・宗教的で軽め。神への感謝など広く使われるが、恩義の重みはgratitudeほど強くない。 |
| appreciation | 相手の価値や行為を「正しく評価する」ことから来る感謝。知的・分析的なニュアンスがあり、芸術や努力への理解を含むことも多い。 |
| indebtedness | 「借りを負っている」という義務感に近い感謝。gratitudeが温かい感情であるのに対し、こちらは負債感が前面に出る。 |
対義語: ingratitude(恩知らず)、ungratefulness(感謝のなさ)
6派生語・関連語
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grateful
形容詞
感謝している、ありがたく思っている
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gratefully
副詞
感謝して、ありがたく -
ungrateful
形容詞
恩知らずの、感謝しない -
gratis
副詞・形容詞
無料で(同語源:喜ばれる=ただで提供する)
7コロケーション
- express gratitude(感謝を表す)
- deep / profound gratitude(深い感謝)
- in gratitude for ~(〜に感謝して)
8確認テスト
“Words cannot express the gratitude I feel for everything you have done for me.”
① 私があなたにしてあげたすべてのことへの感謝は言葉にできない。
② あなたがしてくださったすべてのことへの、私の感謝の気持ちは言葉では表せません。
③ 私があなたにしたことへの謝罪は言葉にできない。
④ あなたへの不満は言葉では言い表せないほどだ。
② が正解。gratitude は「恩恵を受けた側の温かい感情状態」であり、I feel for everything you have done for me(あなたがしてくださったことに対して私が感じている)という構造が示す通り、自分がお世話になったことへの深い感謝を意味する。①は主語の方向が逆、③は謝罪(apology)と混同、④は対義語的なニュアンスで誤り。
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