bomb
【動】爆撃する、爆破する
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
bombのコアイメージは「一気に爆発・放出されるエネルギーや衝撃」です。物理的な爆弾はまさにそのものですが、このイメージが広がることで様々な意味が生まれます。スプレー缶も「圧縮された気体が一気に噴き出す」という意味でbombと呼ばれます(英国英語)。動詞の「爆撃する」も同じコアイメージです。さらに口語では「大失敗する」(映画や公演が大コケする)や「大成功・大ヒット」(米英で逆の意味になる点が面白い)にも使われます。「制御できないほどの爆発的なエネルギー」が根底にあり、それが良い方向にも悪い方向にも作用するのがこの単語の本質です。
2意味一覧
-
名詞
爆弾
爆発的エネルギーを内包した装置そのもの。コアイメージの最も直接的な体現。 -
名詞
スプレー缶・噴霧器(英国英語)
圧縮されたガスが一気に外へ放出される点が「爆発的に広がる」イメージと一致する。 -
名詞
大失敗作・大コケ(主に米口語)
爆弾が意図せず爆発して破滅をもたらすように、作品や計画が「炸裂して崩れ落ちる」イメージ。 -
名詞
大金(a bomb:英口語)
英国英語では「爆発的なほど大量のお金」という誇張表現として使われる(cost a bomb「とんでもない金がかかる」)。 -
動詞
爆撃する・爆破する
爆発的エネルギーを対象に向けて解き放つ行為。名詞のコアイメージをそのまま動詞化したもの。 -
動詞
大失敗する(米口語)
舞台や試験などが「爆発して粉々になる」ように完全に崩壊するイメージ。
3例文
4よくある間違い・注意点
bombは米英語と英英語で逆の意味になる場合がある。米口語では「The show bombed.(公演は大失敗だった)」と失敗を意味するが、英口語では「The show went a bomb.(公演は大成功だった)」と成功を意味することがある。文脈と出典の英語圏に注意。
日本語の「爆弾」はほぼ物理的な意味のみだが、英語のbombはスラング・口語表現が非常に豊富。受験英語では物理的意味が中心だが、現代英語ではthink bomb(思考爆発→アイデア)、bombshell(衝撃的なニュース)など比喩的用法も重要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| explosive | 「爆発物」全般を指す技術的・総称的な語。bombが特定の装置を指すのに対し、explosiveは火薬類など爆発性を持つ物質・物体全般に使える。 |
| shell | 砲弾・砲撃弾を指し、砲から発射される点が特徴。bombは主に投下・設置型で、shellは砲から飛ぶタイプ。 |
| blast | 爆発による衝撃波・爆風そのものを指す語。bombが装置・物体であるのに対し、blastは爆発の結果生じる現象。 |
対義語: peace、shield
6派生語・関連語
-
bomber
名詞
爆撃機;爆弾テロ犯 -
bombing
名詞
爆撃;爆弾テロ -
bombshell
名詞
爆弾(砲弾);衝撃的なニュース・発言;(俗)魅力的な人 -
bombard
動詞
砲撃する;(質問・批判などを)浴びせる
7コロケーション
- drop a bomb(爆弾を投下する/爆弾発言をする)
- a time bomb(時限爆弾;将来爆発しそうな問題)
- bomb a city(都市を爆撃する)
8確認テスト
「I completely bombed my job interview this morning.」
① 私は今朝の就職面接を爆撃した
② 私は今朝の就職面接で爆発した
③ 私は今朝の就職面接で大失敗した
④ 私は今朝の就職面接に爆弾を持ち込んだ
③「私は今朝の就職面接で大失敗した」が正解。bombのコアイメージは「爆発的なエネルギーが一気に放出されて崩壊する」こと。この口語的用法では「面接が爆発して跡形もなく崩れた=完全に失敗した」という意味になる。completelyが伴うことでさらに「完全にやらかした」ニュアンスが強調されており、①②④は文脈上まったく不自然。
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