utilize
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
utilizeの根底にあるのは「有用性(utility)を引き出す」というイメージです。単なる「使う(use)」とは異なり、「本来の用途以外のものや、眠っていたポテンシャルをあえて活用する」というニュアンスが含まれます。捨てられそうなものを工夫して役立てる、あるいは与えられたリソースを無駄なく最大限に生かす、という「意図的・効率的な活用」の感覚です。そのため、日常の何気ない動作には使わず、ビジネス・学術・政策の文脈で「戦略的に資源・能力・機会を活かす」場面に登場することが多い単語です。
2意味一覧
-
動詞
(資源・能力・機会などを)利用する、活用する
「有用性を引き出す」コアイメージから、単に使うのではなく、価値や可能性を意識的に最大限に活かすという意味になる。 -
動詞
(本来の用途以外のものを)転用する、応用する
眠っていたもの・別の目的のものを工夫してutility(有用性)に変える、という発想から「転用・応用」の意味も生まれる。
3例文
4よくある間違い・注意点
useとの混同に注意。「鉛筆を使う(I use a pencil)」のような日常的・機械的な動作にutilizeは使わない。utilizeはやや堅い書き言葉的な響きがあり、「工夫して・戦略的に」活用する場面に限定して使うのが自然な英語。
日本語で「利用する」と訳すとuseとの違いが消えてしまうため、文脈によって「活用する・転用する・生かす」と訳し分ける意識を持つこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| use | 最も一般的な「使う」。日常的な動作から専門的な場面まで幅広く使える。utilizeほど「最大限に引き出す」という意識はない。 |
| exploit | 能力や資源を「徹底的に引き出す」点はutilizeに近いが、「搾取する・不当に利用する」というネガティブな含意を持つ場合も多い。 |
| leverage | てこの原理のように「小さな力で大きな効果を得るために活用する」ニュアンス。ビジネス文脈で特によく使われる。 |
| employ | 「(方法・手段・人材を)用いる」という意味で、utilizeより中立的。「戦略的に引き出す」ニュアンスは薄い。 |
対義語: waste、squander、neglect
6派生語・関連語
-
utilization
名詞
利用、活用(resource utilization:資源利用率) -
utility
名詞
有用性、実用性;公共事業(utility companyなど)
-
utilizable
形容詞
利用可能な、活用できる
7コロケーション
- utilize resources(資源を活用する)
- utilize technology(技術を活用する)
- fully utilize(十分に活用する、最大限に活かす)
8確認テスト
“The startup utilized unused warehouse space to create an affordable co-working environment.”
① 倉庫の空きスペースを無断で占拠した
② 倉庫の空きスペースを転用して手頃なコワーキング環境を作った
③ 倉庫の空きスペースを購入して事務所にした
④ 倉庫の空きスペースを単純に使用した
② 「unused(使われていなかった)スペース」に有用性を見出して別の目的に活かす、というutilizeの「転用・最大活用」コアイメージがそのまま表れている。単に「使った」だけでなく、眠っていた価値を引き出した点がポイント。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。