halt
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
haltのコアイメージは「勢いよく動いていたものが、何らかの力によってピタッと止まる」というものです。単なる「止まる」ではなく、流れや動きに「断絶」が生じるニュアンスが強い点が特徴です。軍隊用語に由来し、行進中の兵士が号令一下で静止する場面を想像するとわかりやすいでしょう。動詞だけでなく名詞としても使われ、「停止(状態)」「中断」を表します。また動きだけでなく、生産・交渉・進行中のプロセスが途中で遮断されるときにも広く使われます。「中断・一時停止」のニュアンスを含むことが多く、必ずしも永続的な終わりを意味しない点も重要です。
2意味一覧
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動
(動きや進行が)突然止まる、立ち止まる
進行中の動きに断絶が生じるコアイメージそのまま。自動詞として主語自身が止まる場合に使う。 -
動
〜を止める、中断させる
他動詞として使い、外部の力が進行中のプロセスを断ち切るイメージ。工場の生産や交渉など抽象的な「進行」にも使える。 -
名
停止、中断;休止状態
動きに断絶が生じた「その状態」を名詞化したもの。”come to a halt”(停止状態になる)のように慣用句で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
stopと混同しがち。stopが「止まる」という一般的・中立的な語であるのに対し、haltは「進行中の勢いが断ち切られる」という急迫・強制のニュアンスを持つ。特にフォーマルな文脈や、制止・中断の文脈ではhaltがより適切。
名詞用法を見落としやすい。”a halt”「停止・中断」、”come to a halt”「停止する」、”call a halt to〜”「〜をやめさせる」などの名詞・慣用句表現が入試でも頻出。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| stop | 最も一般的な「止まる」。haltほど急迫・強制のニュアンスはなく、日常的なあらゆる状況に使える。 |
| pause | 一時的に間を置くイメージ。haltより再開を前提としたニュアンスが強く、「一時停止」に近い。 |
| cease | 活動や行為が完全に終わるイメージ。haltが「断絶・中断」ならceaseは「終息・消滅」に近く、より永続的な終わりを含意する。 |
| suspend | 規則や活動を「一時的に中断・保留にする」ニュアンス。公式・制度的な文脈で使われ、haltより計画的な中断を指すことが多い。 |
対義語: proceed、continue、advance、resume
6派生語・関連語
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halting
形
(動きや言葉が)たどたどしい、ぎこちない、途切れ途切れの -
haltingly
副
たどたどしく、ためらいがちに
7コロケーション
- come to a halt(停止する、行き詰まる)
- call a halt to 〜(〜を中止させる)
- bring 〜 to a halt(〜を停止させる)
8確認テスト
The government called a halt to the construction of the new nuclear plant.
① 政府は新しい原子力発電所の建設を急がせた。
② 政府は新しい原子力発電所の建設を中止させた。
③ 政府は新しい原子力発電所の建設を再開させた。
④ 政府は新しい原子力発電所の建設を視察した。
②。”call a halt to 〜”は「〜を中止させる・終わらせる」という意味の慣用句。haltの「進行中のプロセスを断ち切る」というコアイメージと、callの「宣言する」という意味が合わさり、公式に進行を止める強いニュアンスが出ている。①のように「急がせる」はadvanceやaccelerateの意味であり、③resumeや④inspectとも全く異なる。
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