tie
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
tieのコアイメージは「二つ(以上)のものを離れないようにつなぎとめる」こと。物理的にロープや紐で「結ぶ・縛る」のが原義だが、そこから「関係性・つながりで拘束する」「二者を対等につなぐ(=同点にする)」へと意味が広がる。名詞としての「ネクタイ」も首元で布をつなぎとめるものだし、「きずな・つながり」という意味も同じ根っこ。ポイントは単なる接触ではなく、離れられない状態にするという拘束感がある点。文脈によって「縛る」「結ぶ」「結びつける」「同点にする」など様々な日本語があてはまるが、根底には常にこの「つなぎとめる」感覚がある。
2意味一覧
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動詞
(紐・ロープなどで)縛る、結ぶ
物理的な紐や糸で二つのものをつなぎとめるのがコアイメージの最も直接的な表れ。「紐を結ぶ」「荷物を縛る」など。 -
動詞
(比喩的に)結びつける、関連させる
物理的な紐ではなく、論理・感情・関係性などの見えない糸で二つの物事をつなぎとめるイメージ。「2つの事件を結びつける」などがこれ。 -
動詞
拘束する、縛りつける(自由を奪う)
つなぎとめることで相手が動けなくなる拘束感が強調されたもの。「仕事に縛りつけられる」「責任に縛られる」のように自由の剥奪を表す。 -
動詞
(試合などで)同点になる、引き分ける
二者のスコアが離れず同じ数字でつながれた(=接続された)状態。どちらも勝てずに「対等につなぎとめられた」イメージ。 -
名詞
ネクタイ
首元でシャツの襟をつなぎとめる布。つなぎとめるものというコアイメージそのもの。 -
名詞
きずな、つながり、関係
人と人・物と物をつなぎとめる見えない紐。family ties(家族のきずな)など感情的・社会的なつながりを指す。 -
名詞
同点、引き分け
動詞の同点用法から派生した名詞形。試合結果としての「引き分け」を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「tie」と「bind」は似ているが、bindは「束縛・義務・法的拘束」のニュアンスが強く、より抽象的・強制的。tieは物理的な結びつきから感情的なつながりまで幅広く使える。
「同点になる」という意味を知らずに試合結果の文脈でtieを見ると意味が取れないことがある。The game tied 1-1.(試合は1対1で引き分けた)のように動詞でも使えることを覚えておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| bind | bindは義務・法律・強制力によって「縛る」ニュアンスが強く、tieより硬い響き。感情的なつながりや物理的な結びつきはtieが自然。 |
| connect | connectは二点間を単につなぐことで、拘束感はほぼない。tieは「離れられない」という束縛感が含まれる点が異なる。 |
| fasten | fastenはボタン・ベルト・ねじなど様々な方法で「固定する」ことで、紐で結ぶという限定がない。tieは結ぶ動作そのものに焦点がある。 |
対義語: untie、loosen、release
6派生語・関連語
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untie
動詞
解く、ほどく(tieの逆) -
tied
形容詞
縛られた、結ばれた、同点の -
tying
動詞(現在分詞)
結んでいる、縛りつけている -
tie-up
名詞
提携、連携;(交通などの)停滞
7コロケーション
- tie the knot(結婚する / 「結び目を結ぶ」がそのまま「永遠のきずなを結ぶ」へ)
- family ties(家族のきずな)
- tie up(縛り上げる;〈資金などを〉拘束する)
8確認テスト
“His new job ties him to the office until late every night.”
① 彼の新しい仕事は毎晩遅くまで彼をオフィスに縛りつける。
② 彼の新しい仕事は毎晩遅くまでオフィスと引き分けになる。
③ 彼の新しい仕事は毎晩遅くまでオフィスを閉鎖させる。
④ 彼の新しい仕事は毎晩遅くまでオフィスに結び目を作る。
① が正解。tieのコアイメージ「つなぎとめる=自由を奪う拘束感」が表れた用法。物理的な紐ではなく、仕事という義務・責任が彼をオフィスから離れられない状態にしている。②の「引き分け」は試合や競争の文脈で使う意味であり、ここでは不自然。この文のtie A to B(AをBに縛りつける)という構文ごと覚えておくとよい。
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