fiction
/fíkʃən/
【名】フィクション、作り話、想像
重要度
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
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1コアイメージ
fiction の核心
「現実ではなく作られたもの」
fictionのコアイメージは「実際には存在しない・起きていないことを、まるであるかのように作り上げたもの」。ラテン語のfingere(形作る・作り上げる)が語源で、「事実ではなく人の手によって形成されたもの」という感覚が根底にある。文学の世界では「小説・フィクション(虚構の物語)」を指し、日常では「作り話・嘘」のニュアンスを帯び、法律・社会的文脈では「実際には真実でないが、便宜上真実とみなされる取り決め(擬制)」を指す。いずれも「現実そのものではなく、人間が意図的に構築したもの」という一本の軸でつながっている。
2意味一覧
-
名
フィクション、小説(虚構の物語文学)
人間が想像力で「作り上げた」物語。現実ではなく意図的に構築されたという点がコアイメージそのもの。 -
名
作り話、でたらめ、嘘
「事実ではなく作られたもの」というコアイメージが、否定的な文脈では「現実と乖離した嘘・でたらめ」という意味につながる。 -
名
(法律・社会的な)擬制、フィクション
法的には事実でないことを便宜上事実とみなす取り決め(例:法人を「人」とみなすこと)。「便宜上作り上げた取り決め」というコアイメージの専門的な表れ。
3例文
I prefer reading fiction to nonfiction.
私はノンフィクションよりもフィクション(小説)を読む方が好きだ。
文学ジャンルとしての「虚構の物語」という意味。nonfictionとの対比で明確。
The idea that anyone can become rich overnight is pure fiction.
誰でも一夜にして金持ちになれるという考えは、まったくの作り話だ。
「現実ではなく作られた幻想」というコアイメージが「作り話・でたらめ」という訳を引き出す。
The legal fiction that a corporation is a person allows it to own property.
法人を人とみなすという法的擬制によって、法人は財産を所有できる。
法律分野では「実態と異なるが便宜上そう扱う取り決め」を指す専門的用法。
4よくある間違い・注意点
ここに注意
「fiction=嘘」と決めつけると法律用語としての「擬制」や文学ジャンルとしての「フィクション」を見逃す。文脈によって訳が大きく変わるため、コアイメージ(作り上げられたもの)から意味を引き出す習慣をつけること。
novel(長編小説)やstory(物語)と混同しやすいが、fictionは「虚構性」自体を指す抽象名詞であり、特定の作品形式を指すわけではない点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| fabrication | 「でっち上げ・捏造」のニュアンスが強く、悪意を持って作られた嘘に使われることが多い。fictionより意図的・否定的なトーンが強い。 |
| fantasy | 現実から切り離された「空想・幻想」に焦点を当てる。fictionが「作り上げた」という構築性を強調するのに対し、fantasyは非現実的な夢想のイメージが強い。 |
| invention | 「発明・創作」の意味が基本で、作り話の意味でも使えるが、悪意のない創造的な「考案」のニュアンスが残る。 |
対義語: fact、nonfiction、reality
6派生語・関連語
-
fictional
形
架空の、フィクションの(fictional character=架空の人物) -
fictitious
形
虚偽の、架空の(現実にない・事実でないというニュアンスが強い) -
fictionally
副
虚構として、フィクションとして
7コロケーション
- science fiction(SF、サイエンスフィクション)
- pure fiction(まったくの作り話)
- work of fiction(フィクション作品、虚構の作品)
8確認テスト
次の英文の下線部 fiction の最も自然な日本語訳はどれか。
“The company maintained the fiction that everything was going smoothly, even as sales continued to fall.”
① フィクション(小説)
② 架空の設定
③ 見せかけ、虚偽の体裁
④ 法的擬制
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③「見せかけ、虚偽の体裁」が正解。maintain the fictionは「(実態とは異なる)虚偽の外見を保ち続ける」という意味の定型表現。売上が落ちているのに「すべて順調」という体裁を維持しているという文脈で、「現実ではなく作り上げたもの」というコアイメージが「見せかけ・虚偽の体裁」という訳を引き出す。①は文学ジャンルの意味で文脈に合わない。②④も文脈から外れる。
③「見せかけ、虚偽の体裁」が正解。maintain the fictionは「(実態とは異なる)虚偽の外見を保ち続ける」という意味の定型表現。売上が落ちているのに「すべて順調」という体裁を維持しているという文脈で、「現実ではなく作り上げたもの」というコアイメージが「見せかけ・虚偽の体裁」という訳を引き出す。①は文学ジャンルの意味で文脈に合わない。②④も文脈から外れる。
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