prison
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
prisonのコアイメージは「外界から切り離され、人の自由と権利が制度的に剥奪された場所」です。単なる建物ではなく、社会から隔絶された「閉鎖的な制度空間」全体を指します。刑事司法制度の下で有罪判決を受けた人が収容される施設という具体的な意味が基本ですが、そこから転じて「精神的・比喩的な牢獄」を表す抽象的な用法にも広がります。「自由の剥奪」がコアにあるため、serve in prison(服役する)のように「施設の中にいる状態」を表す用法が自然に生まれ、また比喩的に「この仕事は私にとって監獄だ」という使い方も可能になります。
2意味一覧
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名詞
刑務所、監獄
有罪判決を受けた人を社会から切り離し、自由を制度的に奪う建物・施設そのものを指す、最も直接的な意味。 -
名詞
拘禁状態、服役(期間・状況)
建物だけでなく「自由が奪われている状態・期間」という抽象的な側面も持ち、in prisonで「収監されて」という状況を表す。 -
名詞(比喩)
(精神的・状況的な)牢獄、束縛
「自由の完全な剥奪」というコアイメージが抽象化し、逃げ場のない状況や抑圧的な環境全般を指すようになった比喩的用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
jailとの混同に注意。jailは主に「未決拘留(裁判前)」や「短期拘置」に使う小規模施設、prisonは「有罪確定後の長期収監施設」を指すことが多い。ただし日常英語では混用されることもある。
in prisonとin the prisonの違いに注意。in prison(冠詞なし)は「服役中・収監中」という状態を表し、in the prisonは「その刑務所の建物の中に」という物理的場所を表す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| jail | 主に未決拘留・短期拘置所を指すが、口語ではprisonと互換的に使われることも多い。prisonより規模が小さく、拘束期間も短いイメージ。 |
| penitentiary | 主に米国で使われる、大規模・重警備の長期収容刑務所。prisonよりも格式ある公式用語で、重大犯罪者向けのニュアンスが強い。 |
| detention center | 「拘置施設」全般を指す広い語。移民収容施設や少年院など、必ずしも刑事有罪者向けではない施設にも使われる点がprisonと異なる。 |
対義語: freedom、liberty
6派生語・関連語
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prisoner
名詞
囚人、受刑者;捕虜 -
imprison
動詞
投獄する、閉じ込める
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imprisonment
名詞
投獄、禁固(刑)
7コロケーション
- go to prison(刑務所に入る、収監される)
- in prison(服役中で、収監されて)
- release from prison(刑務所から釈放する)
8確認テスト
“For many refugees, the camp had become a prison — they could not leave, and the world outside seemed to have forgotten them.”
① 刑務所の建物
② 刑事施設での服役期間
③ 逃げ場のない牢獄のような状況
④ 裁判所の拘置所
③。この文では難民キャンプを物理的な刑務所と言っているのではなく、「出ることもできず、世界から忘れられた、自由を奪われた状況」を比喩的に表現している。prisonのコアイメージ「自由の完全な剥奪」が抽象化・比喩化した用法であり、「牢獄のような状況」が最も自然な訳となる。①②④は具体的な刑事施設に関わる訳であり、この文脈には合わない。
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