crime
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
crimeのコアイメージは「法律や社会規範に対する重大な違反行為」です。単なる「悪いこと」や「道徳的な罪」とは異なり、crimeは基本的に法的・社会的な枠組みに照らして定義される点が特徴です。殺人や窃盗のような具体的な犯罪行為はもちろん、「犯罪という現象・問題」(例:crime is increasing)としても使われます。さらに口語では「もったいない!許せない!」というニュアンスで「It’s a crime to…(〜するのは罪だ)」のように、法律を超えた強い非難や嘆きを表す表現にも使われます。この幅広い用法の底流に「許されない社会への侵害」というコアイメージがあります。
2意味一覧
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名詞
犯罪、違法行為
法律という社会のルールを侵害する行為全般を指す最も基本的な意味。個々の犯罪行為にも、犯罪という社会現象にも使われる。 -
名詞
(道義的な)罪、許しがたい行為
法的な意味を超えて「社会や道徳に対する侵害」というコアイメージが拡張し、「非常に残念なこと・許せないこと」を強調する口語表現として使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
crimeとsinを混同しやすいが、crimeは「法律・社会規範への違反」、sinは「宗教・道徳的な神への罪」という違いがある。crimeは世俗的・法的な文脈、sinは宗教的・倫理的な文脈で使うのが基本。
crimeは可算名詞(a crime / crimes)にも不可算名詞(crime)にもなる。「特定の犯罪行為」は可算(a violent crime)、「犯罪という現象・問題」は不可算(Crime doesn’t pay.)として使う点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| sin | 宗教的・道徳的な神への罪を指す。crimeが法的・社会的な違反であるのに対し、sinは神や信仰に照らした内面的な罪悪。 |
| offense | 法律上の軽微な違反や「反則」を含む広い語。crimeより一段格下の違反行為にも使え、スポーツの反則などにも使われる。 |
| felony | 重大犯罪(殺人・強盗など)を指す法律用語。crimeより具体的で重大な犯罪に限定され、主に米国の法律用語として使われる。 |
対義語: virtue、lawfulness
6派生語・関連語
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criminal
名詞・形容詞
犯罪者;犯罪の、刑事上の
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criminality
名詞
犯罪性、有罪であること -
criminalize
動詞
〜を犯罪とする、〜を違法とする -
criminology
名詞
犯罪学
7コロケーション
- commit a crime(犯罪を犯す)
- organized crime(組織犯罪)
- crime rate(犯罪率)
8確認テスト
“It would be a crime to cut down these beautiful old trees.”
① これらの美しい老木を切り倒すのは犯罪行為だ。
② これらの美しい老木を切り倒すのはもったいない(許せない)。
③ これらの美しい老木を切り倒すのは罪深い行いだ。
④ これらの美しい老木を切り倒してはならない法律がある。
正解は②。この文は法律違反を述べているのではなく、「そんなことをするなんてもったいない・とんでもない」という強い感情的な非難・嘆きを表すcrimeの口語的拡張用法。① は法的な犯罪と解釈しすぎ、③ は宗教的なsinのニュアンスに近く、法律でも道徳的な罪でもなく感情的な嘆きを表すこの用法とは合わない、④ は法律の話を持ち込みすぎ。コアイメージ「許されない行為」が法律の枠を超えて感情的に使われている点を捉えることが重要。
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