criminal
【名】犯罪者
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
criminalのコアイメージは「法律によって定められた罪(crime)に関係している」こと。ラテン語のcrimen(罪・告発)が語源で、道徳的に「悪い」というより、法律・司法制度の枠組みの中で「刑事罰の対象となる」ニュアンスが核心にある。形容詞では「刑法上の/犯罪に関わる」、名詞では「その罪を犯した人=犯罪者」を意味する。また口語では「まるで犯罪のように許しがたい、とんでもない」という強い否定の比喩表現にも使われる。「悪い行為一般」ではなく「制度的に罪と認定されたもの」に紐付いているのが、morally wrongなどとの決定的な違いだ。
2意味一覧
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形容詞
犯罪(的)な、刑事上の
「法律上の罪に関わる」コアイメージがそのまま形容詞として現れ、行為・手続き・記録などが「刑法の枠内にある」ことを示す。 -
名詞
犯罪者
「罪と判定されたもの」コアイメージが人に向いたとき、その罪を犯した当事者=犯罪者を指す。 -
形容詞(口語・比喩)
言語道断な、許しがたい
「犯罪に値するほど」という誇張表現として使われ、強い非難や呆れの気持ちを伝える。例えばIt’s criminal to waste such talent.(あの才能を無駄にするなんて言語道断だ)のように用いる。
3例文
4よくある間違い・注意点
civil(民事の)との混同に注意。criminal law=刑法、civil law=民法・民事法のように、法律の文脈では対語になる。犯罪に関わる訴訟はcriminal case、財産・契約など個人間の争いはcivil caseと使い分ける。
「道徳的に悪い」という意味のwicked / evilとは異なり、criminalはあくまで「法律で禁じられた罪に関わる」が核心。法に触れない行為はcriminalとは言わない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| illegal | 法律に違反している状態そのものを指し、行為の違法性に焦点。criminalより広く使え、交通違反など比較的軽微なものにも使う。 |
| unlawful | 法律的に認められていない、というやや堅い書き言葉的表現。criminalが刑事罰の可能性を含むのに対し、unlawfulは必ずしも刑事責任を伴わない場合にも用いる。 |
| offender | 名詞として犯罪者を指す点はcriminalと同様だが、offenderはより「規則・法律に反した者」というニュアンスで、初犯や軽微な違反者にも使いやすい。 |
対義語: lawful、legal、innocent
6派生語・関連語
-
crime
名詞
犯罪、罪
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criminally
副詞
犯罪的に、刑事上 -
criminalize
動詞
(行為を)犯罪と定める、違法化する -
criminology
名詞
犯罪学
7コロケーション
- criminal record(前科、犯罪歴)
- criminal law(刑法)
- criminal investigation(刑事捜査)
8確認テスト
“It’s absolutely criminal that so many children have no access to education.”
① 犯罪的な子どもたちが教育を受けられない
② これほど多くの子どもが教育を受けられないのは言語道断だ
③ 多くの子どもが犯罪行為のせいで教育を受けられない
④ 教育を受けられない子どもの数が刑事記録に残っている
② criminalが比喩的・口語的に使われており、「法律上の犯罪」ではなく「犯罪に値するほど許しがたい、言語道断な」という強い非難の感情を表している。It’s criminal that〜で「〜とはあまりにひどい・もったいない」という決まったパターン。コアイメージ「法律が禁じた罪に値するほど」が誇張表現として機能している点を読み取ることがポイント。
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