career
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
careerのコアイメージは「ある特定の道をずっと進んでいく、継続的な歩み」です。語源はラテン語の「carrus(荷車)」や「carraria(車道)」に由来し、もともとは「道」「走路」を意味していました。そこから「人生の中でひとつの方向に向かって積み重ねてきた職業的・社会的な歩み」というイメージが生まれました。単なるその時々の「職業(job)」ではなく、時間軸を伴った連続性・継続性が本質です。「今何の仕事をしているか」ではなく、「人生をかけてどんな道を歩んできたか・歩んでいくか」というニュアンスを持ちます。
2意味一覧
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名詞
(生涯をかけた)職業・仕事上の道
「ひとつの道をずっと進む」イメージから、長期にわたって取り組む専門的な職業のことを指す。単発の「仕事」ではなく、継続・積み重ねが前提。 -
名詞
経歴・キャリア(これまでの職業上の歩み)
「歩んできた道」の記録として、これまでの職歴・実績の積み重ね全体を指す。履歴書に書くような「職業上の軌跡」。 -
名詞
(人生の)進路・歩み
職業に限らず、人生そのものの「進んでいく道筋」を表すこともある。例えばa career in politicsなら政治家としての生き方全般を指す。 -
形容詞
職業・仕事を優先した(career womanなど)
「仕事の道を歩むことに専念している」というイメージから、キャリアを人生の中心に置く人・事柄を修飾する用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「career(キャリア)」と「job(仕事)」を混同しやすい。jobは「今やっている特定の仕事・職」であり、careerは「長期的な職業上の道のり全体」を指す。例えば「I need a job(仕事が欲しい)」はOKだが、「I need a career(職業上の道筋が欲しい)」は長期的なビジョンを語るニュアンスになる。
日本語の「キャリア(中央省庁のエリート官僚)」という特殊な意味は英語のcareerにはない。英語でそのような意味はないため、直接使うと通じない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| job | 今現在携わっている特定の仕事・職を指し、継続性や専門性のニュアンスは薄い。careerより短期的・具体的。 |
| profession | 医師・弁護士・教師など、専門的な訓練や資格を要する職業を指す。careerが「歩みの道筋」なら、professionは「その道の種類(分野)」にフォーカス。 |
| occupation | 「現在就いている職業」を中立的に指す語。履歴書の記入欄などフォーマルな文脈で使われることが多く、careerのような時間的な連続性・情熱のニュアンスはない。 |
| vocation | 「天職・使命感に基づく職業」を意味し、内面的な呼びかけに応えるというニュアンスが強い。careerより精神的・宗教的な含意を帯びることがある。 |
対義語: hobby(趣味)、retirement(引退)
6派生語・関連語
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careerist
名詞
出世主義者・立身出世に汲々とする人(やや否定的なニュアンス) -
career-oriented
形容詞
キャリア志向の・仕事を優先する
7コロケーション
- pursue a career(キャリアを追求する)
- build a career(キャリアを築く)
- a career in ~(〜の分野でのキャリア)
8確認テスト
“After twenty years in the company, she had built a remarkable career as a software engineer.”
① 彼女は20年間で注目すべき仕事の依頼を受けた
② 彼女は20年間でソフトウェアエンジニアとして輝かしいキャリアを築いた
③ 彼女は20年間でソフトウェアエンジニアとしての職場を見つけた
④ 彼女は20年間でソフトウェアエンジニアとしての資格を得た
②。careerは「長期にわたって積み重ねてきた職業上の歩み・経歴」を意味する。built(築いた)という動詞とともに使われていることからも、一時的な「仕事」や「職場探し」ではなく、20年間の継続的な積み重ねによる「キャリア・経歴」を表していることがわかる。①③④はいずれもcareerの時間的継続性・積み重ねのニュアンスを捉えられていない。
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