yawn
【名】あくび
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
yawnのコアイメージは「口が大きくぽっかりと開く」こと。眠気や倦怠感で口が自然に大きく開く「あくび」が基本的な意味だが、このコアイメージはそれ以上に広がる。穴・谷・裂け目などが「大きくぽっかりと口を開けている」状態にも使われる。さらに比喩的に「退屈でたまらない話や出来事」を指すこともある。日本語の「あくびが出るような」という表現と重なる感覚だ。共通しているのは「大きく開いた空虚な広がり」というイメージであり、そこから退屈さや虚ろさのニュアンスも自然と生まれる。
2意味一覧
-
動
あくびをする
眠気・退屈・疲れで口が大きくぽっかりと開く動作そのもの。コアイメージの最も直接的な表れ。 -
名
あくび
動詞の意味を名詞化したもの。「a yawn」で「一回のあくび」という使い方が典型的。 -
動
(穴・谷・深淵などが)ぽっかりと口を開けている、大きく広がっている
「大きくぽっかりと開く」コアイメージが人体以外の空間にも適用された用法。「A chasm yawned before us(目の前に深い裂け目がぽっかり口を開けていた)」のように使う。 -
名
退屈なこと・人(口語)
「あくびが出るほど退屈なもの」というコアイメージの比喩的転用。「The lecture was a total yawn(その講義は全く退屈だった)」のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
「穴や谷がyawnする」という用法を知らないと、読解で詰まることがある。主語が人間以外(chasm / gap / abyss など)の場合でも「大きく口を開けている」と解釈すれば自然に訳せる。
名詞として「退屈なもの・人」を意味する口語用法(例:The movie was a complete yawn.)は単語帳に載りにくいが、ネイティブの会話・雑誌でよく見かけるので要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| gape | 「ぽかんと口を開けて見つめる」ニュアンスが強く、驚きや呆然とした状態にも使う。yawnが眠気・退屈・空間の広がりを核にするのに対し、gapeは「驚き・凝視」の文脈が多い。 |
| bore | 「退屈させる」という動詞用法や「退屈な人・物」という意味でyawnと重なるが、yawnよりも一般的・中立的。yawnは「あくびが出るほど」という身体感覚を伴う比喩が含まれる分、表現が強め。 |
| stretch | 体を伸ばす動作を表し、あくびと同時に行われることが多いが、口が開くことには焦点を当てない。yawnと併用されることが多い(yawn and stretch)。 |
対義語: be alert(目を覚ます)、be engaged(熱中する)
6派生語・関連語
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yawning
形容詞
(穴・格差などが)大きく口を開けた、ぽっかりとした(例:a yawning gap 大きな隔たり) -
yawner
名詞
あくびをする人;(口語)退屈な映画・本・話など
7コロケーション
- a yawning gap / chasm(大きくぽっかりと開いた隔たり・裂け目)
- stifle a yawn(あくびを抑える・噛み殺す)
- yawn with boredom(退屈であくびをする)
8確認テスト
“As the politician droned on, a yawning gulf became apparent between his promises and reality.”
① 眠そうに口をあけた深い谷が姿を現した
② 退屈な深淵がどこからともなく現れた
③ 彼の約束と現実の間には、大きく口を開けた(深い)隔たりがあることが明らかになった
④ あくびをしながら、約束と現実の違いを指摘した
③
「yawning gulf」は「大きくぽっかりと広がった隔たり」という比喩的表現。yawnのコアイメージ「大きく口を開けて広がる」が形容詞yawningとして使われ、格差・隔たりの「大きさ・深さ」を強調している。①は直訳的すぎて文脈に合わず、②はboredomの意味に引っ張られた誤り、④はあくびの動作と誤解した誤り。
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