bore
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
boreの語源は「ドリルや錐(きり)で穴を開ける」という動作にある。ドリルが同じ動作を単調に繰り返して物質を貫くように、boreは「単調さや刺激のなさで人の興味・活力をじわじわと削り取る」イメージを持つ。退屈させるという意味は、この「単調に掘り続けることで生命力を奪っていく」感覚から来ている。また「穴を開ける」という具体的な動作の意味も現代英語に残っており、tunnel boring machine(トンネル掘削機)などの表現がその例。さらにboreはbearの過去形でもあり、文脈に応じた読み分けも必要。
2意味一覧
-
動詞
(人を)退屈させる、うんざりさせる
ドリルが単調に同じ場所を掘り続けるように、刺激のない繰り返しで人の興味や活力を削り取るイメージ。主語が「退屈させるもの(物・事)」になることが多い点に注意。 -
名詞
退屈な人・もの、うんざりさせる人・もの
「穴を開けるもの=エネルギーを奪うもの」というイメージが名詞化し、「人の活力を吸い取るような退屈な人・もの」を指す。 -
動詞
(穴を)掘る、穿つ(うがつ)
ドリルで単調に掘り進むという語源の意味がそのまま残ったもの。engineering・地質学などの文脈で頻出。 -
動詞(bearの過去形)
bearの過去形(運ぶ、産む、耐える)
boreとbearの過去形は形が同じ。文脈によってどちらの意味か判断する必要があるため、特に読解で注意が必要。
3例文
4よくある間違い・注意点
boreは「退屈させる」(能動的に退屈を与える)であり、「退屈している」状態を表すにはboredを使う。×「I bore.」ではなく○「I’m bored.」が正しい。be boredは「退屈させられた状態にある」という受動の感覚を持つ。
文中にboreが現れたとき、bearの過去形(「運んだ」「産んだ」「耐えた」)の可能性も必ず確認すること。例:She bore the pain silently.(彼女は静かにその痛みに耐えた。)
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| tire | 疲れや飽きを通じて気力を失わせるニュアンス。boreが「刺激のなさ」から来るのに対し、tireは「使い果たす・疲弊させる」感覚が強い。 |
| weary | 精神的・肉体的な疲弊感を伴う「うんざり感」。boreより重く、長期にわたる消耗のイメージ。 |
| dull | 形容詞で「退屈な・鈍い」を表し、boreの形容詞的類義語。ただしdullは「輝きや鋭さが失われた状態」というイメージが中心で、人を主語にとりやすい。 |
対義語: fascinate、interest、excite
7コロケーション
- bore A to tears(Aをひどく退屈させる/うんざりさせる)
- bore A to death(Aを死ぬほど退屈させる)
- bore a hole(穴を開ける・掘る)
8確認テスト
“I was so bored during the meeting that I kept checking my watch.”
①私はその会議を非常に退屈させた。
②私はその会議中、退屈してずっと時計を確認し続けた。
③私はその会議中に穴を開けた。
④私はその会議が退屈だと思わなかった。
②。be boredは「退屈させられた状態=退屈している」という受動の意味。①はboreが能動詞として使われた誤り(主語が「退屈させるもの」でないと不自然)。コアイメージは「退屈によって活力を削り取られた状態」。
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