flaw
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
flawのコアイメージは、本来完全であるべきものに入り込んだ「亀裂・ほころび」です。宝石のひびや金属の傷のように、外見上は問題なく見えても内側に潜む弱点・不完全さを指します。物理的な「傷・ひび」から始まり、論理・計画・性格など抽象的なものに潜む「欠陥・弱点」まで広く使われます。単なる「悪い点」ではなく、「あるべき完全な状態を損なっているもの」というニュアンスが核心にあります。そのため、表面上わかりにくいけれど致命的になりうる問題を指すことが多く、深刻さや根本的な問題を含意しやすい単語です。
2意味一覧
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名詞
(物の)傷、ひび、欠陥
宝石や陶器のひびのように、物理的な完全さを損なう亀裂がコアイメージそのもの。目に見えない内部の割れ目である場合も多い。 -
名詞
(論理・計画・性格などの)欠点、弱点
議論や計画が「完全であるべき構造」だとすると、そこに入る亀裂が論理の欠陥や計画の穴を指す。表面には見えにくいが全体を崩す可能性がある点が特徴。 -
名詞
(人の)短所、欠点(特に人格上の)
人間も「理想の完全な姿」から見れば、そこから外れる部分がflaw。character flawという形でよく使われ、道徳的・人格的な欠点を指す。 -
動詞
〜に傷をつける、〜を損なう
完全なものに亀裂を入れる行為。「論理を flawする(損なう)」のように使われ、完全性を壊すというコアイメージが動詞でも同様に働く。
3例文
4よくある間違い・注意点
defectと混同しやすいが、defectは製品・機能上の「不具合」という客観的・技術的ニュアンスが強いのに対し、flawは「完全さを損なう亀裂」という概念で抽象的な文脈(論理・性格)にも自然に使えるのが大きな違い。flawを「ただの欠点」と覚えると、なぜ論理や性格にも使えるのかが見えなくなる。
flawは名詞だけでなく動詞・形容詞(flawed)としても頻出。特にflawed argument(欠陥のある議論)やflawed reasoning(誤った推論)のように形容詞flawedは大学受験でも重要。動詞の用法を見落とさないように注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| defect | 主に製品・機能の「不具合・欠陥」に使う技術的・客観的なニュアンス。論理や性格には使いにくい。 |
| fault | 「誰かのせいで生じた欠点」という責任・原因のニュアンスを含む。flawは原因よりも「完全さを損なう状態」そのものに焦点がある。 |
| weakness | 強さの欠如という「弱点」に焦点があり、致命的な構造的欠陥というflawのニュアンスはない。より軽微で広い意味で使われる。 |
| imperfection | 「完全でない点」という意味ではflawに近いが、より穏やかで許容範囲内のニュアンスがある。flawは致命的になりうる深刻さを含意しやすい。 |
対義語: perfection、strength
6派生語・関連語
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flawed
形容詞
欠陥のある、不完全な(例:a flawed argument) -
flawless
形容詞
完璧な、傷ひとつない(flawが一切ない状態) -
flawlessly
副詞
完璧に、申し分なく
7コロケーション
- fatal flaw(致命的な欠陥・致命的な弱点)
- a flaw in one’s reasoning / logic(推論・論理の欠陥)
- character flaw(人格上の欠点)
8確認テスト
“The plan seemed perfect at first, but critics soon identified a fundamental flaw in the proposal.”
① 計画の根本的な魅力
② 提案の根本的な欠陥
③ 計画の基本的な特徴
④ 提案の根本的な変更点
② 提案の根本的な欠陥。flawのコアイメージは「完全さを損なう亀裂」。perfectと対比されていること、criticsが「特定した(identified)」という文脈から、計画の完全さを根底から壊す隠れた問題点=「根本的な欠陥」が最も自然。①④は意味が全く異なり、③もflawのネガティブな意味を無視した誤訳。
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