thrill
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
thrill の語源は古英語の「穴を開ける・貫通する」という意味を持つ言葉にさかのぼります。コアイメージは「電流のように体を突き抜ける興奮や震え」です。ジェットコースターで感じるあのぞくっとした感覚、好きなアーティストを見た瞬間に背中を走る震え——そういった、受動的に「やってくる」強烈な感情の波がまさに thrill です。単なる「楽しい」ではなく、体の反応を伴うほどの強い刺激が根底にあるため、動詞では「(人を)ぞくぞくさせる」、名詞では「ぞくぞくする興奮・スリル」、形容詞 thrilling では「(体を)ぞくぞくさせるほど刺激的な」という意味が自然に生まれます。ポジティブな感動だけでなく、恐怖や緊張で体が震える場面にも使われる点が特徴です。
2意味一覧
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動
(人を)わくわく・ぞくぞくさせる、感動させる
強烈な興奮の波を誰かに「貫き通す」イメージ。主語が人を震わせる原因となる。 -
動
(人が)わくわく・ぞくぞくする(受動態 be thrilled の形で頻出)
be thrilled は「興奮の波に貫かれた状態」。日常会話で「とても嬉しい・興奮している」という意味で最も多く使われる重要形。 -
名
ぞくぞく感、スリル、興奮、感動
体を貫く興奮の波そのものを名詞化したもの。「a thrill of excitement(興奮のぞくぞく感)」のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
be thrilled は日常英語で「とても嬉しい・興奮している」の意味で頻繁に登場するが、日本人は意味を知らず読み飛ばしがち。I’m thrilled to meet you. は「お会いできてとても光栄・嬉しいです」という丁寧な表現で、スピーチや手紙でもよく使われる。
thrill(スリル・興奮)と excitement(興奮・高揚感)は似ているが、thrill には「体をぞくっと貫く瞬間的な強烈さ」があり、excitement はより持続的で広い意味での興奮を指す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| excite | 広く「興奮させる」の意味で、thrill より日常的で軽い刺激にも使える。thrill のような「体が震える」ほどの強烈さは必ずしも含まない。 |
| electrify | 「電気のように一瞬でぴりっとさせる」ニュアンスで thrill に近いが、主に群衆や聴衆全体を瞬時に興奮させる場面(演説・パフォーマンスなど)に使われることが多い。 |
| exhilarate | 「爽快感・高揚感で満たす」イメージ。thrill より明るくポジティブで、恐怖の要素はなく、爽快な喜びに近い。 |
対義語: bore、disappoint
6派生語・関連語
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thrilled
形
ぞくぞくした、大喜びの、感激した
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thrilling
形
ぞくぞくさせる、スリリングな、胸躍る -
thriller
名
スリラー(映画・小説)、人をぞくぞくさせるもの
7コロケーション
- be thrilled to do(〜してとても嬉しい・興奮している)
- a thrill of excitement / fear(興奮・恐怖のぞくぞく感)
- thrill-seeking(スリルを求める)
8確認テスト
“We are thrilled to announce that our new product will be released next month.”
① 安心して
② 喜びに胸を躍らせて
③ 驚いて困惑して
④ 残念ながら
②「喜びに胸を躍らせて」が正解。be thrilled to do は「〜することにぞくぞくするほど嬉しい・興奮している」というコアイメージそのもので、公式発表やスピーチで「〜できることを大変嬉しく思います」という意味でよく使われる定番表現。①・③・④はコアイメージ(体を貫く強烈なポジティブな興奮)と一致しない。
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