abroad
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
abroadは「a-(~の方向へ)」+「broad(広い)」が組み合わさった語で、「広い外側へ出ていく」イメージが根底にある。もともとは「外の広い世界へ」という空間的な広がりを表し、そこから「国境の外=海外へ」という意味が生まれた。また「噂や情報が広い範囲に広まっていく」というイメージも同じ語源から来ており、「there is a rumor abroad(噂が広まっている)」のような使い方にもつながる。つまり「ある境界を越えて、外の広い世界に広がる」というのがコアイメージであり、「海外に」も「広まって」も、この一つのイメージから自然に導き出せる。
2意味一覧
-
副詞
海外に・外国へ
「国境という境界の外・広い世界へ」というコアイメージが、空間的に「海外」という意味になる。 -
副詞
広まって・世間に知れ渡って
情報や噂が「広い範囲へと外に出ていく」というコアイメージから、「世の中に広まっている」状態を表す。 -
副詞
(屋外・外出して)あちこちに
「外の広い空間へ出ていく」というコアイメージがそのまま「外出して動き回っている」という古風・文語的な用法にもつながる。
3例文
4よくある間違い・注意点
abroad は副詞なので、×「go to abroad」のように前置詞 to をつけるのは誤り。正しくは「go abroad」。「overseas(海外へ)」も同様に副詞として使えるが、abroadより口語的でフォーマルな文書にも使いやすい点が異なる。
「広まって」の意味で使う場合、abroad はほぼ文語・書き言葉で使われる。日常会話では spread(広まる)などの動詞で表現するのが自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| overseas | 「海を越えた場所」という地理的イメージが強く、ビジネス・報道など幅広い文脈で使いやすい。abroad より具体的で口語的。 |
| internationally | 「国際的に」という意味合いが強く、制度・活動などのスケールを強調する際に使う。abroadよりフォーマルな文脈向き。 |
| in a foreign country | 「外国という場所に」という意味をより直接的に述べる表現。abroadの代わりに使えるが、より説明的で冗長な印象を与える。 |
対義語: at home、domestically
6派生語・関連語
7コロケーション
- go abroad(海外へ行く)
- study abroad(留学する)
- a rumor is abroad(噂が広まっている)
8確認テスト
“Word is abroad that the president will resign.”
① 大統領が辞任するという言葉が海外に伝わった。
② 大統領が辞任するという話が広まっている。
③ 大統領は辞任するため海外へ去った。
④ 大統領の辞任は海外でも報道された。
②
「abroad」には「広まって・世間に知れ渡って」という意味があり、ここでは「word(知らせ・話)」が主語になり「世の中に広がっている」状態を表している。「海外」という意味に引きずられると①③④のような誤訳につながるが、コアイメージ「境界の外へ広がっていく」を理解していれば、情報が「広く外へ出ていく」=「広まっている」と自然に読み取れる。
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