dose
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
doseのコアイメージは「意図的に計測・管理された一定の量を与える/受ける」こと。薬の「服用量」が最も典型的だが、根底にあるのは「効果を出すために必要な、きちんと量られた分量」というニュアンスだ。薬だけでなく、放射線の被曝量、あるいは比喩的に「嫌なことや良いことを一定量経験する」場面にも使われる。「ひとかたまりの体験量」として捉えると、a dose of reality(現実の洗礼)やa dose of bad luck(ちょっとした不運)といった表現も自然に理解できる。量を管理する主体の意思と、その量を受け取る側の存在、という構図がこの語の本質である。
2意味一覧
-
名詞
(薬・放射線などの)1回分の投与量・服用量
「計測された一定量を与える」コアイメージそのもの。1回分として管理された量を指す。 -
名詞
(不快なことや体験の)ひと区切りの量、一定量の経験
薬の服用量から比喩が広がり、「嫌なこと・良いことを一定量味わう」という意味になる。a dose of reality(現実の厳しさを一発食らう)など。 -
動詞
(人に)薬を投与する、服用させる
「計測した量を与える」という動作そのもので、名詞から転じた用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
doseは「1回分の量」、dosage は「処方に基づく用量・用法全体(1日何回何mgなど)」と区別される。医療文書では dosage のほうが用法・用量の制度的な意味で使われることが多い。
a dose of ~ という比喩表現(a dose of humor, a dose of bad luck など)を知らないと、文脈から意味を取れず戸惑うことがある。「一定量のXを経験させるもの」と捉えれば読み解ける。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| dosage | 処方・指示として定められた「用量・用法」の意味合いが強く、より制度的・医療的。doseが「その場の1回分」を指すのに対し、dosageは「規定の量・頻度」全体を指すことが多い。 |
| portion | 食べ物や全体の一部としての「量・分量」を指す語。管理・投与というニュアンスはなく、doseのもつ意図的な計測感がない。 |
| measure | 計測・基準としての「量」を表し、より抽象的・広範。doseのように「体に投与する」という具体性はない。 |
対義語: overdose(過剰投与)、underdose(投与不足)
6派生語・関連語
-
dosage
名詞
用量、用法(処方として定められた量・頻度) -
overdose
名詞・動詞
過剰摂取(する)、オーバードーズ -
underdose
名詞・動詞
投与量不足(にする)
7コロケーション
- a dose of medicine(薬を1回服用する)
- lethal dose(致死量)
- a dose of reality(現実の洗礼、厳しい現実の一撃)
8確認テスト
“A good scientist approaches new theories with a healthy dose of skepticism.”
①科学者は新理論に対し、健全な懐疑心を適度に持って臨む
②科学者は新理論に対し、健康上の理由から薬を服用して臨む
③科学者は新理論に対し、懐疑心を完全に排除して臨む
④科学者は新理論に対し、過剰なほどの懐疑心を持って臨む
①が正解。dose の「意図的に計測された適切な一定量」というコアイメージが比喩として使われており、「ちょうど良い量の懐疑心」=「適度な懐疑心」を意味する。a healthy dose of ~ は「健全な・ちょうど良い量の~」という常套句で、薬に限らず抽象的な概念にも使われる。②は薬の literal な意味に引きずられた誤り、③④は量の方向が逆または誤り。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。