considerate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
considerateの語源はラテン語のconsiderare(よく観察する・熟考する)。動詞considerが「よく考える」を意味するように、considerateは「相手のことをよく考えた上で行動している」状態を指す。単なる「親切」とは異なり、相手の感情・立場・都合を事前に想像し、それを踏まえた言動をとるというプロセスが含まれる。つまり「思いやり」とは、感情的な共感だけでなく、頭を使った配慮・気遣いのこと。日本語に訳すと「思いやりがある」「気配りができる」「配慮がある」など文脈次第で変わるが、根底には常に「相手の状況を想像して行動している」というイメージがある。
2意味一覧
-
形容詞
思いやりがある、気配りができる
相手の感情や立場をよく考えた上で行動している状態を指す。人を主語にして「〜な人だ」という形で最もよく使われる。 -
形容詞
(言動が)相手への配慮が感じられる、気の利いた
人そのものではなく、行動・発言・態度を主語にして使われることもある。その言動が「相手をよく考えた結果として生まれたもの」であることを示す。
3例文
4よくある間違い・注意点
considerateとconsiderableを混同しやすい。considerableは「かなりの・相当な」という量・程度を表す形容詞で、思いやりとは無関係。語末の-ate(性質を表す)と-able(〜できる→程度が大きい)の違いに注意。
「親切」を表すkindと混同しやすいが、kindは動機が「善意・温かさ」にあるのに対し、considerateは「相手の立場や気持ちを事前に想像して行動する」という知的・能動的プロセスが強調される。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| thoughtful | considerateとほぼ同義だが、thoughtfulは「よく考えている・気が利いている」というニュアンスが強く、贈り物や言葉選びなど具体的な行為に対してよく使われる。considerateは人の性格・態度全般を指すことが多い。 |
| kind | kindは「心が温かく善意がある」という感情・性格に焦点が当たる。considerateは「相手の状況を想像して行動する」という認知的プロセスを含む点が異なる。 |
| attentive | attentiveは「注意深く気を配る・よく気がつく」という観察力・注意力が中心。considerateはその観察を踏まえて相手を気遣う行動まで含む。 |
対義語: inconsiderate、thoughtless、selfish
6派生語・関連語
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considerately
副詞
思いやりをもって、気配りしながら -
considerateness
名詞
思いやり、気配り(consideration の方が一般的) -
consideration
名詞
思いやり、配慮;考慮(「〜を考慮に入れる」はtake 〜 into consideration)
-
consider
動詞
〜をよく考える、〜と見なす
7コロケーション
- be considerate of others(他者への思いやりがある)
- considerate of one’s feelings(〜の気持ちを配慮した)
- It is considerate of 人 to do(〜するとは〔人〕は気が利く)
8確認テスト
“My neighbor is always considerate — he never plays loud music late at night.”
① 彼は非常に几帳面だ
② 彼はかなりの音楽好きだ
③ 彼はとても気配りができる
④ 彼は消極的な性格だ
③
【解説】considerateのコアイメージは「相手の状況をよく想像して行動する」こと。夜遅くに大音量の音楽を流さないという行動は、隣人の迷惑を事前に考えた結果であり、まさにconsiderateの典型的な用法。「几帳面(①)」は規律正しさ、「かなりの(②)」はconsiderableの誤り、「消極的(④)」は無関係。
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