biological
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
「biological」のコアイメージは「生命(bios)の理(logos)に従ったもの」。つまり、人工的・社会的・制度的なものとは対置される「自然の生命プロセスとして起こること」。例えば biological parents は「法律や社会制度ではなく、生殖という生命プロセスによってつながった親」、biological clock は「社会のルールではなく体内の生命リズムが刻む時計」を指す。「生物学の」という訳は学問領域への限定にすぎないが、根本には常に「命のメカニズム・自然の生命現象に属する」というイメージがある。このコアを押さえると、文脈に応じて「血縁の」「体の」「生命の」など様々な訳を自分で導き出せる。
2意味一覧
-
形容詞
生物学の、生物学的な
「生命の仕組みを研究する学問(biology)に関わる」という意味で、コアイメージを学術領域に限定した用法。 -
形容詞
生命現象に基づく、生理的な
社会的・精神的ではなく「体や命の自然なメカニズムとして起こる」という意味。biological clock(体内時計)や biological need(生理的欲求)に見られる。 -
形容詞
血縁の、実の
法律や養子縁組などの社会制度ではなく「生殖という生命プロセスによってつながっている」という意味で、biological parents(実の親)などに使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「生物学の」という訳だけを覚えると、biological parents(実の親)や biological clock(体内時計)などの重要表現で意味が取れなくなる。常に「生命の自然なメカニズムに基づく」というコアで考えることが大切。
organic(有機的・有機農業などの意)と混同しやすいが、biological は「生命のプロセスに属する」、organic は「炭素化合物を含む/化学物質を使わない自然な」というニュアンスが中心で、互換できない文脈が多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| organic | 「炭素ベースの化合物に関わる」または「化学的添加物を使わない自然な」の意が中心で、生命プロセスや血縁関係の文脈では biological を使う。 |
| genetic | 「遺伝子レベルでのつながり」に特化しており、biological より範囲が狭い。biological parents は「実の親」全般を指すが、genetic inheritance は遺伝情報の継承に限定。 |
| natural | 「人工でなく自然の」という広い意味を持つが、学術的・生物学的な文脈では biological の方が適切で正確。 |
対義語: adoptive(養子縁組の)、artificial(人工の)、social(社会的な)
6派生語・関連語
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biology
名詞
生物学
-
biologically
副詞
生物学的に、生命の仕組みとして -
biologist
名詞
生物学者 -
biolgy
名詞
(誤り例防止)→ 正しくは biology
7コロケーション
- biological parents / father / mother(実の親・実父・実母)
- biological clock(体内時計、生物学的時計)
- biological weapon(生物兵器)
8確認テスト
“She felt a strong biological urge to protect her child.”
① 生物学的な ② 養子縁組による ③ 生理的な・本能的な ④ 有機農業の
③「生理的な・本能的な」が正解。「urge(衝動)」を修飾するこの文では、biological は「社会的なルールや理性ではなく、生命のメカニズムとして体の奥から湧き出る」というコアイメージが表れている。「生物学的な」という訳は誤りではないが日本語として不自然で、「本能的な・生理的な」と意訳するのが最も自然。①は学術的文脈に偏りすぎ、②はまったく文脈に合わず、④は organic の意味。
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