lung
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
lungのコアイメージは「空気を吸い込んで膨らむ、柔らかな袋状の呼吸器官」です。古英語の「lungen」に由来し、「軽いもの」を意味する語根と関係しています(肺は他の臓器より軽く、空気で満たされるため)。英語では肺を単なる臓器としてだけでなく、「声や息のパワーの源」というニュアンスでも捉えることがあります。たとえば「strong lungs(肺活量が豊か)」という表現は、大声を出せる・長く話せる能力を指します。日本語の「肺」はほぼ解剖学的な意味に限られますが、英語のlungはこの「息・声を支える力の源」という広がりを持っている点を意識しておくと理解が深まります。
2意味一覧
-
名詞
肺(呼吸器官)
空気を吸い込んで酸素と二酸化炭素を交換する袋状の器官そのもの。複数形lungs(両肺)で使われることが多い。 -
名詞(比喩・拡張)
(声量・呼吸力の源としての)肺活量・声の力
「空気を大量に取り込む袋」というコアイメージから、「big/strong lungs」のように発声・持久力の源としての意味にも拡張される。
3例文
4よくある間違い・注意点
lungは通常、両肺を指すときに複数形lungs(例: healthy lungs)を使う。単数形lungは「片方の肺」や「肺の〜(形容詞的用法)」に限られることが多い。lung cancerのように形容詞的に使うときは単数のまま。
at the top of one’s lungs(声の限りに)という慣用表現を知らないと、直訳して意味が取れなくなる。lungが「声の力の源」というコアイメージを持つことを意識しておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| respiratory organ | 医学・生物学の専門用語で「呼吸器官」全般を指す。肺に限らず気管なども含む場合があり、lungより広い概念。 |
| pulmonary tissue | 「肺組織」を指す解剖学・医学的表現。pulmonaryは形容詞で「肺の」という意味。lungより硬い専門語。 |
対義語: heart(心臓:同じ胸部の臓器だが機能が異なる)
6派生語・関連語
-
pulmonary
形容詞
肺の(例: pulmonary disease=肺疾患)。lungの形容詞的役割を担うラテン語由来の語。 -
lungful
名詞
肺いっぱいの量(例: a lungful of air=肺いっぱいの空気)
7コロケーション
- lung cancer(肺がん)
- at the top of one’s lungs(声の限りに、大声で)
- lung capacity / lung function(肺活量 / 肺機能)
8確認テスト
“The protesters were shouting at the top of their lungs in front of the government building.”
① 肺の頂点で叫んでいた
② 声の限りに叫んでいた
③ 肺に悪いほど大声で叫んでいた
④ 肺活量を使い果たして叫んでいた
② 声の限りに叫んでいた。at the top of one’s lungsはlungの「声・息の力の源」というコアイメージから生まれた慣用表現で、「肺いっぱいの力を使って=精一杯の大声で」という意味。直訳的な①③④は不自然で、この慣用句を知らないと誤訳しやすい。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。