reign
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
reignのコアイメージは「君主(王・女王・皇帝など)が最高位に君臨し、その権威が及んでいる状態・期間」です。単なる「支配」ではなく、正統な地位に就いた存在が持続的に君臨している感覚が核心にあります。名詞では「その君臨が続く期間=治世・統治期間」を表し、動詞では「君臨する・支配する」の意味になります。転じて、人間の統治者に限らず「ある場所・状況において何かが圧倒的に優勢であり続ける」というニュアンスにも広がります(例:Silence reigned.「静寂が支配した」)。物理的な力による「制圧」ではなく、権威や地位による「君臨」という点が本質です。
2意味一覧
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名
治世、統治期間
君主が君臨し続ける「期間」をそのまま指す。「在位中の時代」というニュアンスが強い。 -
名
支配、権勢
君主が君臨することで生じる「影響力・権威の及ぶ状態」を指す抽象的な用法。 -
動
(君主として)君臨する、在位する
コアイメージそのもの。正統な地位に就いた存在が継続的に権威を保持している動作。 -
動
(ある状態・感情などが)支配する、広く行き渡る
統治者が場を支配するように、ある状態や感情が場全体を覆い尽くしているイメージ。Confusion reigned.(混乱が支配した)のような用法で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
同音異義語のrein(手綱/手綱で制御する)やrain(雨)と混同しやすい。reignは「king(王)」のgと同じgを含むと覚えると区別しやすい。
ruleやgovern(統治する)と混同しがちだが、reignは「正統な地位に就いた者が君臨する」というニュアンスが核心。実際に政策を執行するというより「最高位に在る」ことを強調する。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| rule | 実際に法律や命令を執行して統治するプロセスを指す。reignより実務的・能動的なニュアンス。 |
| dominion | 支配が及ぶ「領域・版図」を指すことが多く、空間的な広がりを強調する。 |
| sovereignty | 国家や君主が持つ最高の権力・主権という抽象概念。reignより法的・政治的なニュアンスが強い。 |
| dominance | 圧倒的な優位性を指し、正式な地位や権威は必ずしも伴わない。reignより力関係のニュアンスが強い。 |
対義語: subjugation(征服・支配される状態)、submission(服従)
6派生語・関連語
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reigning
形容詞
現在君臨している、現役の(the reigning champion:現チャンピオン)
7コロケーション
- during the reign of ~(~の統治期間中に)
- reign over ~(~に君臨する・支配する)
- reign supreme(最高位に君臨する・絶対的な支配力を持つ)
8確認テスト
“For decades, fear reigned in the hearts of the people under the dictatorship.”
① 恐怖が人々の心の中で統治されていた
② 恐怖が人々の心を支配し続けた
③ 恐怖が人々の心の中で再び始まった
④ 恐怖が人々の心から取り除かれた
②が正解。reignの「ある状態が場全体を覆い続ける」というコアイメージが働いており、感情(fear)が主語となって「長期にわたって人々の心を支配し続けた」というニュアンスが最も自然。①は受動態の誤解、③④はコアイメージと逆の訳。
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